35.帰還 ページ37
全員が驚きながらも音を立てないよう部屋に近づく
勢いよく扉を開けばA姉が血塗れで立っていた
此方を見て怯えた姿を見て酷く悲しくなった
僕達が動けずにいると窓から飛び降りようとする
A姉が窓に手をかけた瞬間ヨコハマディヴィジョンの軍人が捕まえた
「離せっ、離せよ!!!兄弟のところに行かなきゃ…どんなに嫌われてても私が助けなきゃ、私の家族なんだから!!!!」
興奮状態で叫び続けるA姉を軍人が手刀で気絶させ、こちらを向いた
「一体どう言うことだろうか。彼女の兄弟はここにいると言うのに」
「一種の洗脳だろうね、ヒプノシスマイクよる」
冷たく言い放った寂雷先生は慈しむようにA姉を撫でマイクを取り出した
癒しのリリックを聴いたA姉の顔は先程より柔らかくなったように感じた
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山にぃ - ユウさん» レス失礼致します、何気に分かりますその気持ち、←作者様完結おめでとうございますお疲れ様です (2022年5月22日 0時) (レス) id: e8b545fe9a (このIDを非表示/違反報告)
ユウ - 面白かったけど1度裏切られた人間がすぐ信用するエンドというのが大変気に食わなかったですありがとうございました (2021年6月19日 22時) (レス) id: fe7d7143bf (このIDを非表示/違反報告)
めぇたそ*(プロフ) - 感動しました……… うああああああああああああ泣 (2019年9月28日 0時) (レス) id: 7e044f69cb (このIDを非表示/違反報告)
椿 - 完結お疲れ様です!朝7時に見て号泣しました(笑)素敵な時間をありがとうございました (2019年3月25日 7時) (レス) id: 2a8ae558c4 (このIDを非表示/違反報告)
暇人 - 完結お疲れ様でした めっちゃ泣きました感動作品ありがとうございます (2019年2月25日 0時) (レス) id: 783d8186db (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:てん | 作成日時:2018年9月10日 13時