獣人愛する少女のひみつ3

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赤葦サイド

……ここはどこだろう……

……たしか俺アイツの女にベタベタされてて
それにキレたアイツが木兎さんを殴ろうとした時……

……そっだ 俺……庇ったんだ……


でもここどこだろう


手繋がれてない
頭に白い布
……見た時ない服

梟谷の奥はではない……

じゃあ……ここは？

売られたのか？

木兎さんは？

コンコン(ノックする音)

貴｢はいるね〜！｣

だれ？！とりあえず寝たふり

貴｢まだ 寝てるか｣

……この人が新しいご主人か……

……木兎さんあなたはどこですか？




貴｢早く起きてね？
元気になってね……

光太郎も 鉄朗も 研磨だって 蛍だって みんなみんな 赤葦くんに会いたがってるから｣

……光太郎？木兎さんのことなのか？
……鉄朗？黒尾さんのことなのか？
……研磨？研磨のこと知ってるのか？
……蛍？月島の事なのか？

……なんで下の名前を読んでるの？
みんな……名前教えたの？

……脅された？

……みんなは無事なの？



疑問ばっかり

貴｢もう少し……ここにいていい？｣

……そう言いイスに座った……

今なら 逃げれる……

ガバ！！(ベットから出る音)
トコトコトコ！！(走る音←)
貴｢え！？まって！！赤葦くん！｣
なんか言ってる……そんなの無視して
ガチャ(ドアの音)
ジャンプしてドアを開け
猛ダッシュで逃げた


下に行く階段があり
急いで下の階に降りた
でもさっきの上の階と同じで部屋だけ……

また 下に行って走った 大きな部屋に出た

｢赤葦？｣

……この人間もオレの事知ってるのか……

！？

孤爪みたいな髪……顔……
でも 孤爪は猫の獣人だ！

そう思いその人を避けて逃げようとした時


｢あ！！あか〜し〜！！！！！｣

……この声は

赤｢木兎さん(ポロポロ｣

……思わず泣いてしまった……

木｢あ！大丈夫か？どうした？あか〜し！｣

黒｢おいおい！赤葦！ 頭打って怪我してんのに 走っちゃ〜！！だめだろ！｣

……黒尾さんにしては……正論……

黒｢あと！





.







.







.






.






研磨のこと無視して逃げようとしただろう！｣

……え？
研磨……？

｢赤葦……
この姿だから？



……それとも オレの事きらい？｣

さっきの 孤爪と同じ髪の……

まさか

赤｢孤爪……なのか？
なに？その姿！！｣

なんで人間に？！

孤｢そうだよ
今ね 家族でみんなで ここに住んでる

俺以外にも ３人いや4人人間だよ｣


……4人？なんで？

｢あーー！！いた！！｣

さっきの部屋にいた人！

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