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＿＿まだ、俺がこの荘園に来る前の話だ。
『暑いね』
プールサイドから顔を覗かせた愛しい彼女に
「お前も来いよ」
手を伸ばした。
『私、泳げない』
「プールに行きたいって言ったの誰だっけ？」
『泳ぎたいからプールに行きたいとは言ってないもん。』
「下手な言い訳はしなくていい、早く入れよ」
『…溺れたら助けてね』
「当たり前だろ、馬鹿かお前は。」
ようやく差し出した手を掴んでくれた彼女を水中へと招く
『ひゃ、冷たい…』
「慣れればなんてことねぇよ。」
プールの端っこに2人で身を寄せて
ひたすら泳ぐ人、水を掛け合って遊ぶカップル、家族で団欒しながら流れてくのをただじっと見ていた。
『ここ、流れるプールなのに私たち何してるんだろうね』
「確かにな。」
でも、アンナが楽しそうにその光景を見つめているから…
俺、別にこのままでもいいかなって。
『ナワーブここで待ってて!』
「は、ちょ…どこ行くんだよ!?」
入ったばかりなのにプールから上がってどこかへ行ってしまったアンナ
迷子になったりしないだろうな…
と、思っていたが彼女は浮き輪に身を通してすぐに戻ってきた。
『よし、泳ごうか!』
浮き輪…持ってきたのか。
『ナワーブ、引っ張って』
「へいへい。わかりましたよー」
筋力とか体力には自信があるんだ。
浮き輪を押しながら足をばたつかせて泳いだ。
『頑張れナワーブ!』
「人使いが荒いなぁ、お前は…」
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ナタちゃん推し - わぁぁ！完結おめでとうございます！ナワーブくんとの関係が好きでした…！これからも違う作品でも頑張ってください！！ (2021年8月1日 2時) (
レス) id: 0830061a27 (このIDを非表示/違反報告)
天空(プロフ) - setuna7014さん» 最後までお付き合いいただきありがとうございます!満足してもらえたならこちらとしても、とても光栄です。ありがとうございます!! (2019年9月29日 13時) (レス) id: e03bf13403 (このIDを非表示/違反報告)
setuna7014(プロフ) - 完結おめでとうございます！他の作品とは一味違っていて、とてもおもしろかったです (2019年9月29日 12時) (レス) id: 199d12d151 (このIDを非表示/違反報告)
天空(プロフ) - setuna7014さん» あ、あ…ありがとうございますっ!!マイペース更新ですが、完結までお付き合いよろしくお願いします…! (2019年9月17日 16時) (レス) id: e03bf13403 (このIDを非表示/違反報告)
setuna7014(プロフ) - 好きです。更新楽しみにしてます (2019年9月17日 2時) (レス) id: 9c6758aed7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：天空 | 作成日時：2019年9月10日 18時
