28~四つ辻の美少年 視点~ ページ28
遅い…4時から10分過ぎたが、青葉はまだ来ないのか？
「……」
すると、走ってくる足音が聞こえてきた。
青葉か？
そう思って校門のところから顔を出すと、全く知らない女子生徒数人と男子生徒数人だった。
「四つ辻の美少年さまよ!!」
「本物…初めて見た!俺、感動…」
「……誰だ」
「いや、ただの野次馬ですよー気にしないでください」
「…青葉はまだなのか。」
こいつらがそもそも青葉を知っているかどうかもわからないが、いちお聞いておこう。
「さぁ？青葉ちゃんならまだ校舎にいると思いますけど…」
一人の女が俺の腕にまとわりついてきた
「触るな、近寄るな」
「えー、何でですかー？ちょっとくらいいいじゃないですかっ!」
「…お前ら、青葉に何もしてないだろうな」
青葉のことは知っている様子だった。何もしてなかったとしても念押しくらいは…
「ひっ…」
「い、いこうぜ」
奴らはしっぽを巻いて逃げていく
「あのー、ちょっといいですかね」
まだいたのか…
「四つ辻の美少年さんは、青葉のことをどう思ってるんでしょうか？」
「……」
「あ、俺…聡太って言うんです。名乗ってませんでした、すんません。それで、例えば鬱陶しいとか実は嫌いとか……青葉のことどう思ってるんすかね」
聡太……
聡太…？
「お前…!お前が青葉の…」
片思いしていた相手か
昨日の帰り道で、青葉は聡太にも面食いの二股女と言われたと話していたことが頭をよぎる。
「青葉はあなたが好きらしいですけど」
「それは知っている」
「ほー…んで？」
「俺は、青葉のことを別に嫌っていない。鬱陶しいとも思っていない。」
脳裏にあの明るい笑顔が浮かんだ
「この際だから言おう。俺はあいつのことがむしろ好きだ。」
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天空(プロフ) - ビルムーンさん» 最後までありがとうございます!上手く書けているか自信がない所も多かったので、そう言って貰えるととても嬉しいです!!宜しかったら、続編の方もよろしくお願いします。四つ辻の美少年とても素敵ですよね!私もすごく好きなんです笑 (2019年5月11日 1時) (
レス) id: e03bf13403 (このIDを非表示/違反報告)
ビルムーン - 全部読みました!もう最初から最後までキュンキュンしてにやけちゃいましたｗ素敵な小説をありがとうございました!四辻大好きです! (2019年5月10日 23時) (レス) id: c0b60a53dc (このIDを非表示/違反報告)
天空(プロフ) - 絵里さん» ありがとうございます!!続編も頑張りますので、よろしくお願いします。 (2019年5月3日 23時) (レス) id: e03bf13403 (このIDを非表示/違反報告)
絵里 - 頑張ってください！応援します！！ (2019年5月3日 23時) (レス) id: 2cc6460fb4 (このIDを非表示/違反報告)
天空(プロフ) - 絵里さん» ありがとうございます!!続編の方は制作に取り掛かっていますのでこれからもよろしくお願いします! (2019年5月3日 22時) (レス) id: e03bf13403 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：天空 | 作成日時：2019年4月25日 19時
