愛は。【ノーマン】【約ネバ】

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コニーは手紙をたくさん書くと言っていた。




今回ばかりは本当に届く気がする。




でも、やっぱり届かないんじゃないかって思う。コニーという存在が消えてしまうような……




私、とんでもなく矛盾したことを言ってる。もうなんだかよく分からないんだ。




「レイ」




「ん」




「ノーマンとエマは？」




「コニーにリトルバーニーを届けに行った。」




「ふーん……ありがと」




私も行きたかったな……




「あ……レイ、私ちょっと行ってくる!」




「おい、どこ行くんだよ？」




「昼間、鬼ごっこしたときに懐中時計落としちゃって……ちょっと探しに行ってくるね!」




「明日探せばいいだろ」




「うーん、そうなんだけど…今じゃなきゃ落ち着かない!!ママが帰ってくるまでに戻るから大丈夫。」




もし怒られたら正直にしていればいい。




そう思って森に入った。




「この辺で転んで……」




そのとき、月光が反射して一際輝くものを見つけた。




「あった……ヒビが入っちゃってる…」




しょうがない。あれだけ派手に転んだから、衝撃もそこそこ大きかっただろうし。




急いで戻ろう。




だけれど、足は全く違う方向に進んで行った。




「……ノーマンと、エマ…？」




少し進むと道が開けて、ノーマンとエマがいた。




「ここは、農園……私たちは食料……違うよね!!ママはいつもの優しくママだよね!?あの子、コニーじゃなかったよね？」




「あれは……コニーだった……」




農園？食料？コニーに何かあったの？




「……どういうこと……？」




無意識に体が動いて、二人のところに歩み寄っていた。




「アイス……どうしてここに」




「探し物をしに来たの、昼間に懐中時計落としたから……ねぇノーマン…さっきの、どういうこと？農園って何？私たちが食料って……何なの」

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