クーデレな旦那さん【青】 (ページ17)

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なんとかるぅとくんの提案でいい感じのお店もプレゼントも買えてよかったなぁ。

るぅとくんまじ女子かって感じのセンスだった。凄いな…

お店の予約もしたし、あとは待つだけ。

A、喜んでくれるといいな。

自分のカレンダーアプリを見てたら、どんどん結婚記念日が近付いてくる。

嬉しくって、凄く幸せで。

今年で3年目だけど、毎回ころんくんが美味しいご飯のお店の予約をしてくれてるからそれも楽しみ。

あと、結婚記念日と誕生日が一緒なんだよね。
凄いロマンチックな感じがする。

ころんくんが誕生日プレゼントも用意してくれているからかとっても嬉しい。

私もお礼でひとつ渡してるんだけど、何がいいかな。
今は冬だからマフラーとか、手袋とかいいと思うんだよね。

あとはお揃いのペンダントとか…！

考えると止まんなくて自然と頬が緩む。

今日は12月18日。そう、結婚記念日とAの誕生日！
今年も迎えられてすっごく嬉しい。

Aが居なかったら今どうなってたんだろ。そんな事を考えながらのんびり歩く。

今日は仕事が2人ともあったから、夜待ち合わせしてるんだよね。

いつもは一緒の家だから、たまには待ち合わせもいいよねっていう事で。

でもA可愛いから悪い虫が付かないか心配。
早く仕事終わらせて会いたいな。

そう思った僕が馬鹿だったかも知れない。

「るぅとくんごめん！今日予定あるから先失礼するね。｣

いかにも幸せそうな表情をして僕に話しかけてきたのはころちゃん。

なんたって今日は12月18日。特別な日だもんね。

僕ところちゃんは大体いつも一緒に帰ってるけど、予定があったりするとこんな感じになる。

『別に謝んなくていーですよ。楽しんできてくださいね？』ﾆｺｯ

僕は悪戯な笑顔でそう答える。

「ありがと。じゃ、またね！」

そういってころちゃんは姿を消した。