天文学に恋をする。【飛び石のしゅん】

応援。 ページ13

ぶーすとside

しゅん「俺は。」

しゅんくんと通学路を歩いていると、急に喋り始めた。

ぶーすと「...俺は？」

しゅん「ぶーちゃんの恋、応援するよ？」

ぶーすと「なっ、え、ありがとう...？」

ちょっと焦ったじゃん...

しゅん「好きな人、誰かは聞かない。でも、精一杯応援するからね。」

ぶーすと「ありがとう。キューピットしゅんくんに任せるねー。」

そう言って、俺は笑った。

しゅん「俺も頑張らないとね。」

ぶーすと「え、いたの！？」

しゅん「まあ、いる...けど...」

ぶーすと「そういえばいるかもって言ってたよね。思い出した思い出した...」

しゅん「俺のことも応援してね？」

ぶーすと「もちろん！」

俺がそう答えると、2人とも何も喋らなくなった。

しゅん「...ふふっ」

ぶーすと「...あははっ」

「「あっはははは！」」

沈黙に耐えられなかったのか、しゅんくんが笑い、それに釣られて僕も笑う。

ぶーすと「サポートは頼むよ？」

天月さんに...早く、言いたいなあ。でも、ちょっと恥ずかしいかも？

しゅん「俺の方もね。」

そして、その話を聞いてたいかつい女子グループからの質問攻めにあったのは言うまでもない。

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