No.158 母国への想い ページ14
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ｴﾄﾞｶﾞｰ「そうはさせない！」
「「！！？」」
エドガーが爆熱スクリューの中に飛び込み、シュートを阻んだ
それよりもなんでこいつ…
DFになんでいるの！？
A「いつの間にここまで戻ってきて…！？」
ｴﾄﾞｶﾞｰ「足が速くなくとも
反射神経さえあれば…瞬時にDFへ戻れる
そして」
長い髪を揺らし、ﾌｯとジャパンゴールへ身体を向けるエドガー
浮かべる笑みが
これから起こるであろう、何かを物語る
円堂「まさか…！！」
ｴﾄﾞｶﾞｰ「瞬時にFWに移ることができる
エクスカリバーーー！！！」ﾄﾞｯ!!!
超、ロングシュート
普通有り得ないんだ
自陣から相手陣にシュートするなんて
…でも、そんな有り得ないことを
世界というものは、いとも簡単に成し遂げる
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壁山「ザ・マウンテン！！！
…ぐっ…あああ！！」
壁山くんの決死のDFが破られ
ゴールには円堂くんただ一人
円堂「くっ…絶対止めて見みせる！
いかりのてっつい！！！」
2つの力がぶつかり合う
円堂「っっおおお！！！」
ﾄﾞﾝｯという鈍い音の後
シュートは地面に押し付け、止められた
A「ふひゃ〜…
壁山くんナイス…って
え？……壁山くん！？」
壁山くんは、ﾄﾞｻｯと倒れ込んだ
円堂「壁山！！！」
壁山「ぅ…キャプ、テン…」
A「ダメージを受けすぎたせいだ…
ごめん、DFに頼りすぎてた」
壁山「…違うんッス、Aさん
俺、イナズマジャパンの失点は…
俺たちだけの失点じゃないって…
ただ、…そう思っただけなんス」
痛みの汗を浮かべながらﾆｺｯと笑う壁山くん
あたしたちだけの失点じゃない……
ｴﾄﾞｶﾞｰ『私たちは母国の数えきれない人たちの夢を託されてここにいる
その期待を裏切ることはできない
ただ目の前のことしか見えていない君たちに、
負けるわけにはいかないのだ！！』
A「……！！」
そっ、か…
そういうことだったんだ…！！
.
DFの壁山くんの代わりに投入されたのは、FWの染岡くんだった
攻撃的な布陣に変えるため…だよね
染岡「絶対に決めてやるぜ！」
染岡くんって人も円堂くんに負けないくらい
熱い奴なんだな
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No.159 世界初得点→←No.157 栗松くんのドリブル力
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作者名：るぅ | 作成日時：2017年10月23日 11時
