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No.66 絶対助ける ページ19

.


ー豪炎寺sideー


俺たちはゆっくりと歩いていた

もう空は夕暮れになっていて俺たちの陰が伸びている


前にあった、左頬の絆創膏も首のうなじにあった痣も全部あの父親のせいなんだろう



…いつからだ?

いつから暴力を受けていたんだ…?


俺は頭をフル回転させ、過去の記憶を探った



そして、小学3年生の頃を思い出す

__



豪炎寺『どうしたんだ?その傷』


俺はAのおでこを見ながら言った


A『え!?えーっとね…
ぶつけちゃったんだよねー(笑』


__



豪炎寺「!!」


まさか…あの時からか…?

小3から…だったとしたら、もう約5年間も暴力…
“虐待”を受けているということか……


…くっそ……なんで気づけなかったんだ…



忍「……」

小鳥遊は歩くのを止めた

俺も歩くのを止める


忍「…豪炎寺」

小鳥遊は顔を俺の方に向けず話を続ける


忍「あたし、許せない」

小鳥遊の手を見るの、力を入れすぎたのか震えていた


豪炎寺「…俺もだ」


変わり果てたAの姿と、
あの父親が見せる素振りは家庭内暴力の存在を明白にした



『……転んだの…』


その事実を隠そうとするAの言葉は
俺たちの胸に強く突き刺さった



忍「豪炎寺、このことは“まだ”あたしたちだけの秘密だ」


…まだ?


忍「いい?いつもと変わらず接してあげて」


小鳥遊は俺の方を振り向き、真剣な目でそう言った

俺は迷いもなく「ああ」と言った



忍「…絶対、Aのことを助けるっ」

豪炎寺「ああ」



Aを絶対助けるんだ

あんな奴から絶対…Aを!!


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設定キーワード:イナズマイレブン , 豪炎寺修也   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:るぅ | 作成日時:2017年9月26日 23時

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