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太宰さん、大好きです。 ページ50
乱「中原中也がライバルに上がってからだよ。余程Aにぞっこんのようだ。」
治さんが…私に…ぞっこん?
顔に全ての血液が上ったのではないかと思うほどに顔が熱くなる。今ならお湯も沸騰しそう。
ナ「真っ赤ですわ。Aさんも太宰さんの事、本当に好きなのですのね。」
私は治さんにいただいたブローチを手で支えて、口を近づけた。
『大好きです』
まあ、とニヤニヤしながら、つんつんと頬をつつかれて自分のした事に恥ずかしさが込み上げる。ばっと手で顔を覆う。
『見ないで』
周囲から笑う声。私がもし間違っていなかったら、ここには居なかったのかもしれない。
優しさと甘やかし、間違ったからこそ、私はここに居る。
間違えてよかった。
『えへへ』
私は笑った。
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作者名:めぐ | 作成日時:2020年4月7日 18時