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太宰さんの舐めたマドラー。 ページ19

太「却説、じゃあ私は?」

敦「太宰さんは…」

ニコリと笑みを見せる太宰さん。
私は知っている。知ってなお、愛しているのです。過去すらもかっこいいのですよ。
きっと誰にも中てられないと思う。

敦くんはじっくりと太宰さんを見つめるが、想像もつかない様子。敦くんの洞察力もここまでですかね。


国「無駄だ小僧。武装探偵社七不思議の一つなのだ、こいつの前職は。」

谷「最初に中てた人に賞金が有るンでしたっけ。」


太「そうなんだよね。誰も…中てられなくて懸賞金が膨れ上がってる。
Aちゃんを除いて。でも彼女は賞金が要らないと言う。」

『たまたま中たっただけですしね。』

いつの間に!?と皆から声が上がる。

太宰さんの黒い微笑を思い出す。マフィアな太宰さん……推しの新たな一面を見て顔が熱くならないことがあるでしょうか。

太「…それはもう熱い夜に」

国「はあ!?」

ナ「熱い夜…!?気になりますわ!!」

『!?!?』

敦「やっぱりそういう…??」



太宰さんがマドラーでティーカップの中身をくるくると回し、そのマドラーをぱくっと口に含む。あっ…

__それ、いただけませんかね…。いや、お金は払います。
じっと見ていたせいでバレてしまったのか、潤くんが呆れ顔をする。


国「はあ。俺は溢者の類だと思うが、こいつは違うと言う。
しかしこんな奴が真面な勤め人だった筈がない。」

敦「ちなみに懸賞金って如何程…」

太「参加するかい?賞典は今……七十万だ。」





ギラッと目を輝かせながら立ち上がる敦くん。敦くんは本気で中てに行く様。


敦「中てたらもらえる?本当に?」

太「自 殺主義者に二言はないよ。」


キッと鋭い目で太宰さんを見やる敦くん。

役者の太宰さん。→←太宰さんのグッズ。



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設定タグ:文豪ストレイドッグス , 文スト , 太宰治   
作品ジャンル:恋愛
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(プロフ) - 30ページ 敦を「僕のせいで を は不要かなと思います (2021年4月11日 8時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
一沙 - 夢主、重症と見たり (2020年4月9日 14時) (レス) id: c108e162c7 (このIDを非表示/違反報告)
めぐ(プロフ) - 星来さん» ありがとうございます!更新はできるだけ頑張ろうと思っています、一緒にキュンキュンしましょう〜! (2020年3月25日 16時) (レス) id: 6e196d0d59 (このIDを非表示/違反報告)
星来(プロフ) - 今最高にハマってます…文スト作品の中でここまでキュンキュンしたの初めてですわぁぁぁ更新心から応援してお待ちしてます!! (2020年3月25日 10時) (レス) id: 5ba0477dc2 (このIDを非表示/違反報告)
めぐ(プロフ) - そるてぃーらいちさん» ありがとうございます!妄想にお付き合いいただき感謝です(*’ω’*) (2020年3月23日 19時) (レス) id: 6e196d0d59 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:めぐ | 作成日時:2020年3月13日 1時

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