【番外編】アスリーとアズールの日常 ページ5
時間は二人が二年生になる頃の春。帰省の時に色々なことを話す。
ふぅ、やっと帰れたわ。愛しの珊瑚の海!学園長に特別許可を貰ったんだから、ちゃんと楽しまないといけないわね。アズールはもう帰っているかしら、フロイドやジェイドも帰っているかしら。アイツらは大切な幼なじみだけど、少し面倒くさいのよね。
後ろから海水がさー、と通り慣れ親しんだ声がした。
アズール「アスリー...ですよね?」
アズール!うふふ、一年たつとここまで雰囲気が変わるのね。
アスリー「アズール、久しぶりね。元気だった?」
アズール「ええ、勿論。立ち話もなんですし、家の中に入りましょう。」
〜家の中〜
アスリー「母さんも父さんも元気そうで安心したわ、でアズール。ナイトイレブンガレッジはどうなの?」
フフっと、アズールは不敵な笑みを浮かべ
アズール「実は僕、オクタヴィネル寮の寮長になり、またモストロ・ラウンジにというお店を学園内に作り上げました!」
あら...。凄いわね。でも、
アスリー「どうやって?ナイトイレブンガレッジでは生徒が店を作るなんて出来ないはず。一体どんなことをしたの?アズール...?」
私がそう言うと、アズールはまるでコップの中にあった水が溢れだしたかのように笑った。
アズール「それは勿論...。馬鹿なイソギンチャクを使って...。」
アスリー「流石ね、アズール。でも大丈夫?顔は疲れを隠せていないわよ?」
アズールはこめかみに手をあてて、
アズール「...やっぱり貴女ならわかってくれる。」
アスリー「当たり前でしょう?世界でたった一人の兄よ、生まれる前からずっと傍にいた...。」
アズールは少し顔を赤らめ、
アズール「少し抱きしめて貰っても?こんなの貴女にしか頼めません。」
珍しいわね!うふふ、やっぱり根は少し幼いわね。
アスリー「いいわよ、ジュエルティアキャンパスでのことを話していいかしら?...ありがとう。」
私はアズールを包み込むように抱きしめ、この一年であったことを話した。
〜お互いが学園に帰る時〜
アスリー「じゃあアズール、久しぶりに会えて楽しかったわ!お互い寮長を頑張って努めましょうね。」
アズール「ええ、アスリー。また、会ったとき話しましょう、これからの未来のことを。」
そうして私たちはそれぞれの道を歩んだ。
12人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
柚香(プロフ) - こるくさん» いやもうその空間の日常は幸せ満開ですね!!www更新楽しみに待ってますので、お体には気をつけて頑張ってください!! (2020年8月21日 16時) (レス) id: 681d023963 (このIDを非表示/違反報告)
こるく(プロフ) - 柚香さん» そうですねwわたしこんなんだったら...。今度は幸せ満開の日常にしますよ!オクタヴィネルとアスリーとロゼイドで!!! (2020年8月21日 16時) (レス) id: 0a74f75e2d (このIDを非表示/違反報告)
柚香(プロフ) - くっ、ロゼイドちゃんこんな日常辛過ぎる() あ、ロゼイド出してくれてありがとうございます!! (2020年8月21日 16時) (レス) id: 681d023963 (このIDを非表示/違反報告)
こるく(プロフ) - ラーシュさん» 唐突な告白wありがとうございます!更新頑張ります! (2020年8月21日 15時) (レス) id: 0a74f75e2d (このIDを非表示/違反報告)
ラーシュ - こるくさん» レイル.......!!レイルを出してくれてありがとうございます!!好きです!更新頑張ってください!! (2020年8月21日 15時) (レス) id: 3d2f41f960 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:こるく | 作成日時:2020年8月12日 20時