【銀魂】女隊士と愉快な仲間達１０

４７９話 ページ48

.
☆ 沖田side ☆



Aさんはインターホンを押さず口で「ピンポーン」と言う。だが声が聞こえない。
仕方無く灯りのついている下の階のスナックへ足を運べば万事屋三人の姿があった。



「神楽ちゃーん！」

神楽「わっ、酒臭いアル」

「好きだよ神楽ちゃん！」

坂田「おいおいなんだよ、こんな時間に」

沖田「すいやせん」



旦那とメガネに事情を説明すると呆れた様子でAさんを見る。
「お登勢さん！お酒ちょーだい」と頼むと旦那の前に座った。



「私は思うんです･･･。何故こんなに神楽ちゃんは可愛いのかと。」

沖田「始まった･･･」

「それに比べて旦那はすぐ私に奢ってもらおうとするし。」

坂田「なんで俺ディスられてんの」



届けられた酒を一気飲みすると限界が来たのか眠たそうになるAさん。

そこで我に返ったらしく、「迷惑かけてゴメンナサイ」と深く謝る。



「･･････。」



暫くすれば今度こそ寝息が聞こえ、眠ったらしい。
俺は仕方が無くAさんをおぶると金を置いてスナックをあとにした。



坂田「なんだったんだ」



.

４８０話→←４７８話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す