【銀魂】女隊士と愉快な仲間達１０

４７３話 ページ42

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「お嬢さん此処いらでは見ない顔だけど何しに来たのかなぁ？」



AA、只今物凄いピンチに陥っている。
最近は囲まれる事が多い。仕事柄仕方が無いのだが流石に泣くよ、私も。

攘夷志士を尾行するといういつものパターン。
そして囲まれるいつものパターン。

もうあるあるになっている。



「ちょっと何言ってるかワカラナーイ」

「なめてんじゃねえぞコラァ！」

「なめてない！なめてないってば！」



怯えるフリをすると、顔を見てくる。
「案外可愛い顔してんじゃねェか、お嬢さん」と言いニヤリと笑った男達に対し、怒りと呆れが半端ない私。

ざっと数えても十人程なので一度暴れてやろうと刀を抜けば腕を掴まれ、全くキュンキュンしない壁ドンをされた。

反射的に壁ドン男を斬れば他の男が群がり近付いてくる。

本格的にピンチ。



坂田「Aさーん、助けてあげようかぁ？」

「･･･旦那」

坂田「助けて欲しい？」



何か企んでいる旦那は突然現れてはニヤニヤと笑っている。木刀を持ち、私の腕を掴んでいる男を倒すと、他の男達は標的を旦那に変えた。



「黙って助けるのがイケメンのする事なんですよ。やっぱり旦那はイケてないですね」

坂田「うっせェなぁ、助けて欲しいです坂田様って言えよ馬鹿」

「この人本当にクズなんですけど！」



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