469話 ページ38
.
辞めさせる為には確実な証拠が必要。
犯罪に手を染めていた、という証拠が一番早いが、そう簡単にいく筈も無い。
ナルシ「お、子猫ちゃん。髪の毛にゴミがついているよ」
「あっ、ありがとうございます」
ナルシ「いえいえ。じゃあお礼はキスで・・・」
「さよならっ!」
やはりダメだ、気持ち悪過ぎる。
男、通称ナルシさんは、ニヤニヤとその場を楽しそうに過ごし、私で遊ぶ。
こんな時はドS王子の沖田に頼もうと、沖田の部屋へ向かった。
「・・・つー訳で、ナルシさんを辞めさせる為の証拠を見つけなきゃならんのです、私は。」
沖田「そんなもん簡単だろィ。」
「え、マジで?」
沖田「Aさんが身体を売って無理矢理ヤられたって言えば・・・」
「却下!!」
役に立たなかった沖田。
もっとマシな意見をくれと頼めば多少真剣に考えてくれたらしい。腕を組んで答えた。
沖田「尾行してアイツが裏でやっている事実を暴けば良いと思いやす」
「・・・やっぱり、それが一番だよねぇ」
そんな事を話していれば「沖田隊長」と呼んで部屋へ入ろうとするナルシさん。
慌てて正座をし、向き直れば「子猫ちゃんもいたんだね」とウィンクをされる。
ナルシ「これ、書類やっておきましたよ。あ、子猫ちゃんの分も手伝ってあげようか?」
「結構です」
ナルシ「そんな事言わずに・・・」
沖田「しつこいな、嫌がってんだろィ。」
「沖田・・・!アンタ良い子・・・!」
沖田「Aさんをいじめるのは俺一人で十分でィ。」
「前言撤回するわ」
.
406人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「銀魂」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
堕天使(プロフ) - 銀頼さん» ナルシさんは短い出演でしたが、キャラが濃かったですね(笑)コメントありがとうございます! (2016年7月6日 22時) (レス) id: 2508faeddd (このIDを非表示/違反報告)
銀頼 - 堕天使さん» 喜んで応援させていただきます!笑今回のお話もサイコーでした!笑次回も期待しています!ナルシさんの短い出演笑えました笑 (2016年7月6日 21時) (レス) id: 6727c7c6fe (このIDを非表示/違反報告)
堕天使(プロフ) - 銀色ミカンさん» コメントありがとうございます。ナルシさんは短い出演でした(笑) (2016年7月5日 20時) (レス) id: 2508faeddd (このIDを非表示/違反報告)
銀色ミカン - うわあああああぁぁぁ、なにこの展開めっちゃ面白そうですね。新隊士のことが気になります。あああ楽しみ^^ (2016年7月5日 18時) (レス) id: 220d4c1752 (このIDを非表示/違反報告)
堕天使(プロフ) - 高杉神華さん» はい、遂に二桁です(笑)頑張りますね! (2016年7月5日 11時) (レス) id: 2508faeddd (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:堕天使 | 作成日時:2016年6月28日 21時