463話 ページ32
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沖田「遅かったですねィ。二人でナニやってたんでィ」
「そんなことして無いから」
土方さんにおぶられ皆のところへ合流する。
私達2人に向ける皆の視線は何をやっていたのかと怪しむモノだったがそんな事は一切していない。
土方「おいA。いつまで乗ってる気だ」
「部屋まで」
土方「・・・・・・自分で歩けよ」
「部屋までですよ!運転手さん!」
土方「今日だけだからな」
肩を強く抱き運転手と呼ぶと許してくれる土方さん。足は正直もう痛くないのだが、折角なのでおぶられよう。
本物の幽霊が出たと言う隊士達もいたと言う。
だが周りには信じてもらえていない様子。
「やっぱり私達が見たのも幽れ・・・」
土方「違ェ。アレはただの風」
「煙草吸いてェ」と呟きながら歩くと大部屋に着く。乱暴に降ろされる(というより落とされる)と、中居さん達が丁度部屋から出てきて既に布団が敷いてあった。
ただ汗を流す為に温泉に行きたいので準備を済ませ、女湯へ向かう事にする。
「皆行かないの〜?私一人で行っちゃうよ〜」
何の宣言かわからないが言ってみると「行く行く」と言って続々と隊士が出てくる。
近くの女湯へ入れば誰もいない。
貸切状態であった。
「わわ、貸切とか贅沢!」
湯に浸かると身体の芯からポカポカと暖かくなっていく。
「ふぅ」と一息付けば「Aさん!聞こえますかぁ!」と野蛮な男の声がする。
男湯と女湯は低めの壁のみで遮られており、隊士の声だとすぐにわかった。
「覗いていいスか!?」
「ダメに決まってんだろ!覗いたら問答無用で殺す」
「「怖ェ・・・」」
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堕天使(プロフ) - 銀頼さん» ナルシさんは短い出演でしたが、キャラが濃かったですね(笑)コメントありがとうございます! (2016年7月6日 22時) (レス) id: 2508faeddd (このIDを非表示/違反報告)
銀頼 - 堕天使さん» 喜んで応援させていただきます!笑今回のお話もサイコーでした!笑次回も期待しています!ナルシさんの短い出演笑えました笑 (2016年7月6日 21時) (レス) id: 6727c7c6fe (このIDを非表示/違反報告)
堕天使(プロフ) - 銀色ミカンさん» コメントありがとうございます。ナルシさんは短い出演でした(笑) (2016年7月5日 20時) (レス) id: 2508faeddd (このIDを非表示/違反報告)
銀色ミカン - うわあああああぁぁぁ、なにこの展開めっちゃ面白そうですね。新隊士のことが気になります。あああ楽しみ^^ (2016年7月5日 18時) (レス) id: 220d4c1752 (このIDを非表示/違反報告)
堕天使(プロフ) - 高杉神華さん» はい、遂に二桁です(笑)頑張りますね! (2016年7月5日 11時) (レス) id: 2508faeddd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:堕天使 | 作成日時:2016年6月28日 21時