32話 ページ4
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「よ、」と片手を上げて挨拶してくる坂田さんに「昨日ぶりですね・・・」と目をそらしながら言うと「おう」と軽い返事。
なんでこんなに笑顔なのか知らないが、嫌な予感しかしない。
「ちょっと掃除するんで邪魔しないでくださいね」
「手伝ってやろうと思ったのになー」
「・・・怖いです、坂田さんが手伝いとか。鳥肌立ちました」
「そんなにかよ」
大体ジャンプ片手に何を手伝うというのだ。どうせ邪魔しに来ただけだろうが。
「はいこっちこっち」と坂田さんを脱衣所の椅子に座らせ、イチゴ牛乳を置いて、「せめて邪魔にならないようにしてくださいよ」と言ってモップを手に取る。
するとニヤニヤしながらこちらに視線を送ってくる坂田さん。
「なんなんですか、ニヤニヤして。気持ち悪い。黙ってジャンプ読んでてください。」
「いやー、前のAなら追い返してただろうなーと思って。ここに待ってて欲しいんでしょ?そんなに俺のこと好きなの?」
「っ・・・!」
「じゃ、じゃあ帰ってくださいー!」と腕を引っ張って外へ出そうとすると、「今外に出そうとしたら『好きです』って言ってるようなもんだけど」と言ってくるので、私はガクンとその場へしゃがむ。
「じゃあどうしろと・・・」
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堕天使(プロフ) - 銀魂オタクはる!!!!さん» こちらこそ読んで頂き有難う御座いました! (2016年8月18日 21時) (レス) id: 2508faeddd (このIDを非表示/違反報告)
銀魂オタクはる!!!! - ありがとうございました!! 楽しく読めました!! (2016年8月18日 21時) (レス) id: 18079a1d66 (このIDを非表示/違反報告)
堕天使(プロフ) - サヤルさん» そうですね、私的には興味を持っている感じにしたつもりです。本当の事は沖田に聞かないとわからないので( 笑 )読者様のご想像にお任せ致します!( 笑 )読んで頂き、有難う御座いました! (2016年3月18日 21時) (レス) id: 2508faeddd (このIDを非表示/違反報告)
サヤル - おめでとうございまーす!何ですが!沖田は、夢主ちゃんのことが好きなんですか? (2016年3月18日 20時) (レス) id: e8737af675 (このIDを非表示/違反報告)
堕天使(プロフ) - マユさん» ありがとうございます!頑張ります!!! (2016年3月1日 13時) (レス) id: 2508faeddd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:堕天使 | 作成日時:2016年2月17日 16時