【銀魂】女隊士と愉快な仲間達５９

２７８１話 ページ28

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私と共に吊されている黒縁眼鏡の男性は「私は此処の管理人だぞ！こんな事して良いとでも思っているのかァ！？」と権力を振りかざして抵抗している。だが、そんなものはうちの仲間には通用しない。特に、沖田には。

寧ろ火をつけてしまったようで、ロープをナイフで少し削り細くした。



沖田「管理人如きの権力は俺達にゃ何の効力も無ェ」

「す、す、すいません！！」

沖田「おいおい暴れたら落ちるだけだぜ」

新八「やっぱあの人本物のドSだ！！」



というか、この人が管理人だったのか。そういや山崎は今、何処に居るのだろう。自分が調べている対象が、まさか仲間に吊るされているとは思ってもいないだろう。

「管理人なら早く此処の水を抜くように指示しろ」と脅している沖田。吊るすよう命じた土方さんは「A、全て吐け」とため息と共に一言吐いた。



「え、えと･･･助けてくれたら、話しますから、その助けてください！！」

土方「･･･わかった、絶対ェ話せよ」

「はい！！」

土方「落とせ」

沖田「へい」

「えっ」



ロープにより水面との距離は短くなっていたが、心の準備無しに切られてしまい驚いた時にはもう水中だった。



「土方さん！？こ、これ･･･助かったって言えるんですか･･･っ！？」

土方「地に足着いてんだから助かってんだろ」

「近藤さん私真選組辞めたい」



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