【銀魂】女隊士と愉快な仲間達５９

２７７５話 ページ22

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☆ 山崎side ☆



経営側が何らかの理由で将軍の命を狙っていて、何らかの理由で係員を増やしているのであれば、それを突き止めないと護衛を頼まれた真選組の隊士として、任務を遂行出来なかった事になる。
兎に角、何かが起きてからでは遅いという事をAちゃんに伝えたいのだけれど、聞く耳を持たないのだ。



山崎「不思議なのが、どうして将軍が来る事を知っていたかなんだよ。お忍びで来てる訳だから、知る術はない筈だし」

「････････････まあ形としてはね？うん、結果としてはお忍びだけどそれは･･･その、一般客向けのお忍び･･･みたいな、ほらそういう感じよ」

山崎「･･･何か隠してる？」

「隠してない隠してない！！断じて、多分、断じて」

山崎「どっち？」

「････････････じ、実は」



どんどんとボリュームが小さくなっていきながら「将軍と姫様がお忍びで向かうから常に監視体制になる･･･って事を･･･電話で言いマシタ」と最後の方は片言で。



山崎「Aちゃんのせいじゃん！！」

「や、やめてよそんな言い方！！だって経営側が将軍を狙う勢力だなんて誰が分かるんだよ！！」

山崎「お忍びは誰にも言わないからお忍びなんでしょ！！」

「ヘリコプター何台も飛ばしてお忍びなんて言えるかァ！怪しまれないように管理人には言った方が良いと思ったの！！ごめんなさい！！」

山崎「潔く謝ったって遅い！！」



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