【銀魂】女隊士と愉快な仲間達５９

２７６７話 ページ14

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☆ 山崎side ☆



「すいませーん！」と声を掛ければ店員がやってくる。プールとは思えない仕組みだ。端ではあるが大勢入れるようにスペースはかなりとってあるし、此処で働く人はかなり大変だろう。



「あ、ザッキー決まってた？」

山崎「･･･俺は、烏龍茶で良いや」

「そう？えっと、私はグレープフルーツジュースグレープフルーツトッピング付きで」

山崎「結局頼むのね」



あんなにグレープフルーツはふざけてるとか、名前変えろとか言ってたくせに注文したAちゃん。話している内に飲みたくなったとかそういうオチだろうけれど、がっつりトッピングまで頼んでいる。

すぐに届いたそれを飲むと「酸っぱいな何だよこれ！！」と文句から入ったので激しく無視したい。



「やっぱお前は名前変えろ、酸っぱいやつに名前変えろ！！」

山崎「グレープフルーツに言ったってしゃあないって」

「言いたいことは影で言わずに本人の前ではっきりと伝えるのが、相手のためになるんだよ！！」

山崎「間違ってないけどグレープフルーツの場合は話が変わってくるでしょ」

「グレープフルーツ本人が変わりたいって思ってるかも知れないじゃない！！私はその気持ちを汲み取りたいんだよ！！」

山崎「グレープフルーツ本人って何！？気持ちもクソも無いよカットされてジュースになってんだから！！今更変わっても遅いわ！！」



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