【銀魂】女隊士と愉快な仲間達５９

２７６６話 ページ13

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☆ 山崎side ☆



「その流れで言うとしびれくらげって可哀想だと思わない？」

山崎「しびれくらげ？ドラクエの？」

「うん。色違いの奴らはベホマスライムとかなのにしびれくらげだよ？ただのくらげじゃん」

山崎「しびれくらげはスライム系モンスターとして分けられない事もあるよね」

「そうなんだよ！！アイツめちゃくちゃ可哀想じゃん！！」



しびれくらげに対して凄い熱を持っているAちゃんは「アイツにもナイトを付けてくれればしびれナイトになるのに･･･」とやけに悔しそう。
しびれナイトになった所で何が変わるのかは、本人にしか分からない。というか何故グレープフルーツからしびれくらげの話題に切り替わるのだ。



「健気にマヒさせようとしてきて、可愛いじゃないか！」

山崎「そうかな」

「アイツはねぇ、しびれスライムになったのにまたくらげになったりねぇ･･･苦労してきてんだよ･･･！」

山崎「感情移入出来る意味がわからない」

「歴史があるんだよ！！しびれくらげの歴史舐めんなよ！？」

山崎「Aちゃんお酒入ってる？」



とてもシラフとは思えない言動に、心配になってしまう。ここまでしびれくらげの事を真剣に考えた人間は居るのだろうか。
「でもねぇ悲しいことにねぇ･･･」と声を震わせながら俺の肩を強く掴む。



「ドラクエにおいてマヒは凄いうざいから･･･しびれくらげの事あんまり好きじゃないの･･･！！うぇぇえん！！可哀想に！！」

山崎「何て声を掛けるのが正解なの！？」



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