【銀魂】女隊士と愉快な仲間達５４

２５６２話 ページ49

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桃太郎「これ･･･いつもお仕事頑張っている姉貴にプレゼントです！」

土方「コイツがいつ仕事を頑張ったってんだ」

「わぁありがとう！頑張った甲斐があった！」

土方「笑顔で嘘をつくな」

桃太郎「これからは俺に仕事を任せてゆっくりしてください！」

土方「やめろ」

「流石桃太郎！ありがとう！お言葉に甘えてゆっくりするね！」

土方「やめろ！」



桃太郎が渡してくれたのは、顔のマッサージをする為に計算された形の美容機器。こういった類の物には触れたこともないが、聞くところによると発売したばかりで話題になっているらしい。



桃太郎「これ以上綺麗になられると困るんスけどね！」

「まぁ困るよねぇ、輝いて見えなくなっちゃうもんね」

土方「否定しろよ」

桃太郎「姉貴のおかげで真選組はもっと明るくなりますね！」

「そうだねぇ、直視できないね」

土方「全然否定しねェなコイツ」



箱から出して顔に当ててみると確かに気持ちが良い。触った感じは安物では無いような気がして、何だか少しだけ申し訳ない気持ちになる。

「本当にありがとう」と桃太郎に抱き付けば「喜んでもらえたようで嬉しいっス！」と耳元で言った。



「よぉし、じゃあこれを使いながらおサボりでもしてくるかな！」

土方「"お"を付けたって何も変わんねーよ！」

「土方さんも使います？」

土方「使わねェわ！」

「私だって貸しませんよ」

土方「近藤さんちょっとコイツの首切って良いか」

近藤「どうも、マルガリータ近藤です。貴方の心にモッツァーレラッ！首を切る前にピザを切り分けてくれるか？はっはっは！」

土方「近藤さん！？」



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