２３７５話 ページ6
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家族でもない私が長く滞在しても邪魔なだけかな、とお婆ちゃんが目覚めてから数十分後に思った。仕事を抜け出して顔を出しに来ただけだったので、私の足の上に座っている男の子を下ろしてそろそろ帰ることに決める。
「えぇ！？真選組、もう帰っちゃうの？」
「うん、真選組は真選組らしくお仕事しなきゃでしょ？」
親戚でも知り合いでもない私を、優しく招き入れてくれた親御さんお二人に丁寧に挨拶をした。そんな私にお婆ちゃんは「Aちゃん、これ」と手を伸ばして何かを渡そうとしている。近くに寄れば私の掌に栞を乗せた。
「Aちゃん、本が好きって言ってたでしょう？是非これを使ってほしいわ」
「これって･･･いつも使っていたやつですよね？そんな大事なもの受け取れないですよ」
「私はもう使わないから。Aちゃんなら大事にしてくれるだろうし」
「でも、」
「さ、お仕事頑張ってね」
半ば強引に渡すと私の背中を優しく叩いた。渋々受け取ってお礼を言うと満足そうに頷く。そして再び頭を深く下げて手を振り部屋を出た。
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堕天使(プロフ) - ( *｀ω´)さん» いえいえ！また何かございましたらいつでもどうぞ！待ってます！ (2017年7月19日 9時) (
レス) id: 725743dc16 (このIDを非表示/違反報告)
( *｀ω´) - 堕天使さん本当にありがとうごさいます (2017年7月18日 23時) (レス) id: c044d51cbb (このIDを非表示/違反報告)
堕天使(プロフ) - 4696猫さん» いえいえ！沖田はいいんですドSなので焦るくらいしてもらわないと！笑 楽しみにしていてください！(*´∀｀*) (2017年7月17日 20時) (レス) id: 725743dc16 (このIDを非表示/違反報告)
4696猫(プロフ) - 堕天使さん» わぁ〜!!!ありがとうございます!!!（笑）沖田ごめんなさいいい（笑）楽しみにしてます(*^-^*) (2017年7月17日 20時) (レス) id: 58947b3256 (このIDを非表示/違反報告)
堕天使(プロフ) - 4696猫さん» ありがとうございます、早いですかね笑 リクエスト了解致しました！！沖田には可哀想ですが、また焦ってもらいましょう笑 是非書かせてください！！楽しんでもらえるように頑張りますね！！ (2017年7月17日 20時) (レス) id: 725743dc16 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：堕天使
| 作成日時：2017年7月13日 17時
