2404話 ページ35
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「ねぇねぇ、沖田。どうしてこんな寒さの中あの方達は全裸で騒いでいるのですか?」
沖田「それはきっと馬鹿だからです」
「そうかぁ、馬鹿だからかぁ」
洞窟の中に入ると焚き火の数が増えていた。そして全裸で踊って騒いでいる馬鹿共が居た。巻き込まれたくないし、激しく足を踏み入れたくない。
「おぉ、どこに行ってたんだ?」と私達に気付いて歌と踊りを止める近藤さんに「特に何も」と冷たく答える。
「凍死しますよ」
近藤「そんなに寒くないんだなぁこれが!寧ろ盛り上がってきて暑いんだよ!」
「馬鹿という着ぐるみに入っているからでしょうね」
近藤「どうだ?総悟も!」
沖田「遠慮しときまさァ」
「土方さん、アンタが止めないなんて見捨てたも同然ですけど」
土方「最後くらい好きにさせてやろうと思ってな」
「あぁ、だいぶ前から見捨てられてたんですね」
今まで居た外よりも確かに暖かい。それは紛れもなく火のおかげである。近藤さん達が騒いでいたからではない。上着を返して「私、寝ますね」と一言告げた。
すっかり夜だ。起きていたって眠くなるだけだろうし、それが一番の暇潰しになると思う。
ただ、土の上に横になりたくはないので、壁に寄りかかって沖田の肩に頭を預けた。
近藤「今日のAちゃんは総悟にベッタリだな!」
桃太郎「沖田隊長・・・背後には気を付けてくださいよ・・・」
沖田「お前に言われたくねーよ、後ろにコウモリいるぞ」
桃太郎「どぅひゃいっ!?」
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堕天使(プロフ) - ( *`ω´)さん» いえいえ!また何かございましたらいつでもどうぞ!待ってます! (2017年7月19日 9時) (レス) id: 725743dc16 (このIDを非表示/違反報告)
( *`ω´) - 堕天使さん本当にありがとうごさいます (2017年7月18日 23時) (レス) id: c044d51cbb (このIDを非表示/違反報告)
堕天使(プロフ) - 4696猫さん» いえいえ!沖田はいいんですドSなので焦るくらいしてもらわないと!笑 楽しみにしていてください!(*´∀`*) (2017年7月17日 20時) (レス) id: 725743dc16 (このIDを非表示/違反報告)
4696猫(プロフ) - 堕天使さん» わぁ〜!!!ありがとうございます!!!(笑)沖田ごめんなさいいい(笑)楽しみにしてます(*^-^*) (2017年7月17日 20時) (レス) id: 58947b3256 (このIDを非表示/違反報告)
堕天使(プロフ) - 4696猫さん» ありがとうございます、早いですかね笑 リクエスト了解致しました!!沖田には可哀想ですが、また焦ってもらいましょう笑 是非書かせてください!!楽しんでもらえるように頑張りますね!! (2017年7月17日 20時) (レス) id: 725743dc16 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:堕天使 | 作成日時:2017年7月13日 17時