2403話 ページ34
.
沖田による謎の準備体操のせいで、収まっていた波が押し寄せそうになったけれど今のところはまだ大丈夫だ。
迷子になっても困るので洞窟へと戻ろうとすると、再び雪が降ってきた。
「うぅ寒い・・・早く戻ろ」
上着二枚を羽織っていてもこの寒さ。沖田はもっと辛いだろう。「沖田、私に良い考えがある」と手を挙げると「良い考え?」とあまり期待をしていない表情で聞き返してくる。
「おんぶをしてくれ」
沖田「・・・嫌でさァ」
「何でよ。メリットしかないよ?くっついてれば暖かいし、私は歩かなくて済むし」
沖田「うざ」
そう言いながらも何故か私の前で屈む。遠慮なくそこに乗ると「おぉ、良し。これで暖かいね」と首に手を回した。
「今ここで漏らしたら流石に怒りやすからねィ」と言うので後頭部に顎を落とす。
「折角尿意を忘れてたのに何で思い出すようなこと言うんだ」
沖田「尿意だってこんだけ話に出たのに忘れられて可哀想だから」
「いらねーわそんな気遣い。私に気遣え」
沖田「揺らしたら漏れやすか」
「お前は何がしたいの!?」
.
182人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「銀魂」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
堕天使(プロフ) - ( *`ω´)さん» いえいえ!また何かございましたらいつでもどうぞ!待ってます! (2017年7月19日 9時) (レス) id: 725743dc16 (このIDを非表示/違反報告)
( *`ω´) - 堕天使さん本当にありがとうごさいます (2017年7月18日 23時) (レス) id: c044d51cbb (このIDを非表示/違反報告)
堕天使(プロフ) - 4696猫さん» いえいえ!沖田はいいんですドSなので焦るくらいしてもらわないと!笑 楽しみにしていてください!(*´∀`*) (2017年7月17日 20時) (レス) id: 725743dc16 (このIDを非表示/違反報告)
4696猫(プロフ) - 堕天使さん» わぁ〜!!!ありがとうございます!!!(笑)沖田ごめんなさいいい(笑)楽しみにしてます(*^-^*) (2017年7月17日 20時) (レス) id: 58947b3256 (このIDを非表示/違反報告)
堕天使(プロフ) - 4696猫さん» ありがとうございます、早いですかね笑 リクエスト了解致しました!!沖田には可哀想ですが、また焦ってもらいましょう笑 是非書かせてください!!楽しんでもらえるように頑張りますね!! (2017年7月17日 20時) (レス) id: 725743dc16 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:堕天使 | 作成日時:2017年7月13日 17時