【銀魂】女隊士と愉快な仲間達５１

２３９３話 ページ24

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逃げ込んだ洞窟には既に真選組が殆ど集まっていた。まだ食糧を探している隊士達に、今の状況とこの洞窟の場所を手分けして教えているところなのだという。
手足が生えてきて、戦闘態勢。そんな虫を何とか撒いて、息を整える。



「な、な、何なんですか･･･この星･･･」

近藤「恐竜とか虫とか･･･まるでゲームの世界だな･･･」

沖田「でも、これで食糧にゃ困りやせんぜ」

「食べるの！？嫌だよ私は！」

沖田「食わねーなら死ぬだけでさァ。つか死ね。肉食って案外美味しいと悟りながらその毒で死ね」



私が勢いに任せて沖田を投げたことを根に持っているらしい。完全にキレている。ブチギレている。全然目を合わせてくれない。

命の危険に晒され、身体を動かしまくったせいか、寒さは感じていなかった。でも今になって少しずつ寒くなってきている。

申し訳なくなってきて、沖田に借りていた上着を返した。



「寒かったよね、ごめん」

沖田「･･･や、それァ使ってていい」

「いやいや申し訳ないから。も、もう寒くないし」

沖田「女は冷え性だって言うでしょ」

「気にしないで、大丈夫だから」

沖田「そっか、Aさん女じゃねーもんな」

「やっぱ返さないわ」



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