2392話 ページ23
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☆ 沖田side ☆
艦の中で見た契約書を破り捨てたくなったが、身体を起こして先に逃げていたAさん達よりも早く逃げてやる。ボディーガードなど知ったことか、というのが本心である。
山を降りて、山崎達が待っているであろう平地まで走る。巨大虫は手加減することなく追いかけてきていた。
「こういうのって大体誰かが囮になって時間を稼ぐ気がするんだけど!!」
沖田「じゃあ文句無しにAさんだな」
タコ男「姐さんの為なら・・・・・・くっ」
桃太郎「いや俺が行く!!」
ミンミン「総くんの為なら何万回でも囮になるわ!」
沖田「よし、なら三人まとめて逝ってこい」
三人が覚悟を決めて囮になろうとした時、漸く平地が見えてきた。だが、そこに山崎達の姿は見えない。
足を止めずに、着いてからすぐに焚いた火に近付く。すると「沖田隊長ォオオオオ!!」と山崎が走ってきた。
山崎「そこにいたら危な・・・ってもう後ろに居るゥウウウ!」
「ちょ、この虫いつまで追いかけてくるの!?」
山崎「絶好の逃げ場見つけたんで早くこっちに!!」
山崎が指差した方へと力を振り絞っていると、虫は遂に攻撃を始めようとしていた。空中で止まって、震えながら「グギギ・・・」と嫌な音を出しているのだ。
それが終わるとキィインという高い音と共に、人間のものと思われる手足を出した。
「「「・・・てっ・・・手足ェ生えたァアア!?」」」
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堕天使(プロフ) - ( *`ω´)さん» いえいえ!また何かございましたらいつでもどうぞ!待ってます! (2017年7月19日 9時) (レス) id: 725743dc16 (このIDを非表示/違反報告)
( *`ω´) - 堕天使さん本当にありがとうごさいます (2017年7月18日 23時) (レス) id: c044d51cbb (このIDを非表示/違反報告)
堕天使(プロフ) - 4696猫さん» いえいえ!沖田はいいんですドSなので焦るくらいしてもらわないと!笑 楽しみにしていてください!(*´∀`*) (2017年7月17日 20時) (レス) id: 725743dc16 (このIDを非表示/違反報告)
4696猫(プロフ) - 堕天使さん» わぁ〜!!!ありがとうございます!!!(笑)沖田ごめんなさいいい(笑)楽しみにしてます(*^-^*) (2017年7月17日 20時) (レス) id: 58947b3256 (このIDを非表示/違反報告)
堕天使(プロフ) - 4696猫さん» ありがとうございます、早いですかね笑 リクエスト了解致しました!!沖田には可哀想ですが、また焦ってもらいましょう笑 是非書かせてください!!楽しんでもらえるように頑張りますね!! (2017年7月17日 20時) (レス) id: 725743dc16 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:堕天使 | 作成日時:2017年7月13日 17時