236話 ページ45
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「うう・・・だるい・・・」
夜中までゲームをやって寝不足。真選組の朝は早く、起きたらすぐ稽古。
まぁ、その・・・なんだ。地獄だ。
確かに夜中までゲームをやっていたのは私が悪い。
ただ、「朝稽古だけでも休ませてくれないか」と私は申し出た。
「その代わり、明日の稽古を倍頑張りますから」と。
土方「1回許してしまったらまた次も休もうとするだろ、ダメだ」
土方さんは許してくれなかった。
こちらを見ることもなく、書類から目を離さずに却下された。
重くなった身体を頑張って動かし、竹刀を振る。
大体この時、沖田はいない事が多い。寝坊だ。
だが今日はいた。何故か。
そして私に膝カックンを仕掛けてくる。
私はそのまま倒れ、意識を手放していた。
・・・そして今に至る。
「絶対夜中ゲームなんてしない。もう絶対しない。」
近藤「本当に無事で良かったよ。」
「すいません、心配かけて。」
膝カックンされ倒れた私は自室の布団で横になっている。こんなにも私の身体は脆いのか、と実感させられた。
沖田は横で壁にもたれかかって座っている。さっきまで相槌を打ってたけど、恐らく今は寝ているだろう。アイマスクしてるし。
近藤「総悟が1番焦ってたんだぞ?運んできたのも総悟だし。」
「まぁ元はと言えばコイツが原因ですからね。朝から膝カックンとか寝不足じゃなくてもイライラしますよ」
沖田「避けられなかったAさんが悪い」
「起きてたの・・・!?」
近藤「・・・・・・いいや、寝言みたいだ」
「どんな夢だよ」
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堕天使(プロフ) - ルナさん» ありがとうございます!更新頑張ります!! (2016年3月6日 14時) (レス) id: 2508faeddd (このIDを非表示/違反報告)
ルナ - 全て読ませていただきました。とても面白いです!続きが待ち遠しいです。更新頑張ってください! (2016年3月6日 13時) (レス) id: e809dd5f49 (このIDを非表示/違反報告)
堕天使(プロフ) - ゆずさん» 嬉しいです!更新頑張ります! (2016年3月5日 18時) (レス) id: 2508faeddd (このIDを非表示/違反報告)
ゆず(プロフ) - 一気に読ませて頂きました。この作品とても好きです。ハマります(笑)読みやすいです。更新頑張って下さい! (2016年3月5日 18時) (レス) id: 4f2cc3a92c (このIDを非表示/違反報告)
RIYU(プロフ) - 堕天使さん» ほんとにそうですね(笑)頑張って下さい! (2016年2月5日 21時) (レス) id: 86117377cd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:堕天使 | 作成日時:2016年2月3日 18時