220話 ページ29
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「今手錠つけるから待っててよ・・・動かないでくださいね・・・!」
高杉「やれるもんならな」
「くっそ・・・ムカつく!」
手錠を片手に高杉の腕を掴もうとするが避けられるし交わされるしでなかなか難しい。
やっとの思いで手錠を片手にハメれたと思えば、余裕の表情で私を見る。
高杉「いいのか?ガキ共が見てるぞ?」
「え!ちょっ君達!教育に悪いからテロリストなんて見ちゃダメ!」
子供「それ、本物の手錠なのー!?」
子供「おばさーん!見せて見せてー!」
「おばさんじゃねェし見せねェよクソガキ!」
子供「えーおばさんのケチー!」
「いいもんケチでいいもん!おばさんじゃねェから覚えとけ!ピッチピチの二十代だ!」
高杉「大人気ねェな」
「うっさい!」
「さっさと帰れ!遊び終わり!」と家に無理矢理帰らせようとすると、「場所変えよーぜ」と1人が言い出し、それに乗っかり他の子達も帰っていった。
私は高杉の方へ向き直して「連行だぁ!」と腕を引くと、片方の手首に付いていたはずの手錠は既に外されており、顔は笑顔だった。
「おいおい高杉くんよォ、余裕な表情を浮かべていたのはこういう事ですか、こういう事なんですね!」
高杉「・・・・・・馴れ馴れしいぞおばさん」
「殺されたいの!?」
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堕天使(プロフ) - ルナさん» ありがとうございます!更新頑張ります!! (2016年3月6日 14時) (レス) id: 2508faeddd (このIDを非表示/違反報告)
ルナ - 全て読ませていただきました。とても面白いです!続きが待ち遠しいです。更新頑張ってください! (2016年3月6日 13時) (レス) id: e809dd5f49 (このIDを非表示/違反報告)
堕天使(プロフ) - ゆずさん» 嬉しいです!更新頑張ります! (2016年3月5日 18時) (レス) id: 2508faeddd (このIDを非表示/違反報告)
ゆず(プロフ) - 一気に読ませて頂きました。この作品とても好きです。ハマります(笑)読みやすいです。更新頑張って下さい! (2016年3月5日 18時) (レス) id: 4f2cc3a92c (このIDを非表示/違反報告)
RIYU(プロフ) - 堕天使さん» ほんとにそうですね(笑)頑張って下さい! (2016年2月5日 21時) (レス) id: 86117377cd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:堕天使 | 作成日時:2016年2月3日 18時