【銀魂】女隊士と愉快な仲間達５

２０９話 ページ18

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「よっしゃ、完成♡」



出来上がったチョコレート達を今日集まったみんなで交換する。
半端なく幸せだ。



「おいひいね」

坂田「口に物入れて喋んな」

神楽「うまいアル！あ、これもーらい」

坂田「おいそれ俺の」

「まだまだありますから」



早くもチョコ争奪戦が行われて騒がしい。

あやめちゃんはひたすら旦那にチョコレートを渡そうとしているし、近藤さんは妙ちゃんのチョコレートを九ちゃんと争っているし、九ちゃんのチョコレートを東城が必死に貰おうとしているし。

新八くんは近藤さんを追い払おうとしているし。



神楽「Aー、これ何アル？」

「それは真選組の分」

神楽「ふーん、この中に本命が･･･」

「まだ続いてたの」



「本命なんかいないって」と言っても変な所で面倒な女子になっているこのノリ。

神楽ちゃんからの質問を避けながら時計を見ると、そろそろ土方さんに怒られそうな時間であることに気付く。



「そろそろ帰りますねー！ほら、近藤さん帰りますよ」

近藤「お妙さーん･･･」



近藤さんの襟を掴み引きずりながら部屋を出る。
「じゃあ、また」と頭を下げ、その場を後にしようとする。



「お返し期待してますねー、だ･ん･な♡」

坂田「何で俺だけ」

「旦那が1番食べてましたからね、私が持ってきたヤツ。」

坂田「･･････考えとく」

「3倍でお願いしまーす！」

坂田「うわ･･･」



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