【銀魂】女隊士と愉快な仲間達４７

２１９８話 ページ21

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☆ 新八side ☆



坂田「お前天才財布がピンチになるとか言いつつこんなに買うのな･･･」

新八「こうなるとピンチになるのは確実にAさんのせいのような気がしてきますね」

「誕生日は豪華に祝ってもらいたいものじゃないですか！」



大江戸デパートへと連れられた僕達は、完璧な荷物持ち係。何となくわかっていたけれど、階段でずっと黙っているくらいなら動いていた方がまだマシに思えてきた。

パーティグッズの全てを買い尽くす勢いでカゴに詰め込み買い漁る。きっとこの後スーパー辺りに寄るだろうから、まだまだ腕の負担が増える筈だ。



「神威さんって何だかんだ言ってシスコンですよね。わざわざ会いに来るくらいだからきっと、神楽ちゃんのこと大好きなんだろうなぁ」

坂田「馬鹿だな、コイツ馬鹿だ」

「旦那には言われたくないんですけど･･･ケーキあげませんよ」

坂田「いやぁマジAサン最高、天才」

「よろしい」



銀さんの切り替えの早さは相変わらず異常だが、この二人も僕からしたら仲が良いという部類に入ると思う。
人の為なら気にせず豪快にお金を使うAさんは、お嬢様が抜けていない感はあるけれど、とても良い人だ。



「さ、次はスーパー行きましょうか！」

坂田「はぁ？今食い物買っただろ」

「どうせなら少し手作り料理があった方が良いかなって。ケーキは時間無いから買いますけど」

坂田「手作り料理に回す金があるなら甘い物に回せ」

「･･･イエローカード」

坂田「最高っスAサン最高っス、宇宙最強の天才です本当にマジで」

「よろしい」

新八「･･････」



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