【銀魂】女隊士と愉快な仲間達４７

２１９３話 ページ16

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「神楽ちゃん、いい？将棋っていうのは」
神楽「今アタイに話しかけるんじゃないネ！！王の機嫌が悪くなっちまうアル･･･」

「キャラがブレブレ」



真剣に駒を積み上げようとしている神楽ちゃんに苦笑いしながら、こうなるなら積み木を買ってあげれば良かったと後悔する。
ジャンプを読みつつふざけてああ言っていた旦那も何故か参戦していて、愉快な人達だと改めて実感していた。

観ていたテレビも「王の機嫌がやっと治ってきたってのに馬鹿じゃねェのお前！」と旦那に言われて消される。いや、馬鹿はお前だろ。

そんな時、玄関から足音が聞こえてきて音もなく静まり返っていた万事屋に居る私達の視線は廊下に向けられた。



神威「やっぱり此処か、探したよ」

「･･･か、」
神楽「っか、神威！？」

坂田「あぁ崩れたァア！」

神楽「あァアアア！何するネ神威お前ェ！」

神威「え、何俺のせい？」



相変わらず靴を脱がずに入って来た神威さんは、ソファにドカッと腰掛ける。転がって落ちた将棋の駒を拾い上げて「久しぶり」と笑っているので「お久しぶりです」と頭を下げておいた。

驚きながらもお客様への対応が良過ぎる新八くんは、すっとお茶を差し出している。



「どうしてまた、こんなところに？」

神威「いやぁ、俺今日誕生日らしいんだよ」

「へ、へぇ」

神威「だから来た」

「ごめんなさいちょっと意味わかんないです」



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