【銀魂】女隊士と愉快な仲間達４７

２１９０話 ↑ ページ13

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ミンミン「あ、あたしだって総くんにちゅーされたかったの！！」

「うっ！？」



必死に無かったことにしようとしていた出来事を掘り返されて言葉が詰まる。「あんなロマンチックなキス羨ましい！」と泣きながら照れて頬を押さえている感情がぐちゃぐちゃなミンミンは「あたしは総くんもAちゃんも大事なのよ！」と今度は沖田を抱き締めた。



沖田「頭に響く･･･」

ミンミン「でもタコなんかどっちか選べとか言うし･･･選べる訳ないじゃない！」

「じ、情緒不安定･･･？」

ミンミン「太郎なんかAちゃんは渡さないってキレるし･･･！」

「太郎？」

タコ男「桃太郎のことです」



情緒不安定なミンミンが沖田から離れると立ち上がり「三角関係も燃え上がるけど！！でも･･･でも･･･！」と。
私が思ったのは『朝からテンション高いな･･･』である。



ミンミン「んもうっ！選べない！あたしには選べないわよ！！総くんも渡したくないしAちゃんも太郎なんかに渡したくない！」

沖田「うるせェ」

タコ男「この場合沖田隊長から何か言わなきゃ収まらないような･･･」



タコ男にそう言われ、寝起きの沖田は目の前で複雑な感情になっているミンミンに「お前の事なんか眼中に無ェ」と言い切った。

その瞬間選べないと喚いていたミンミンの心がハッキリと決まる。



ミンミン「･･････や、やっぱりAちゃんは敵かも知れないわね･･･！」

タコ男「最初から敵でも無い言うてるやろが」

桃太郎「姉貴を攻撃するのは俺を倒してからにしろ！」

タコ男「お前何処から湧いてきた」

ミンミン「やってやろうじゃないのよ滝廉太郎！」

桃太郎「桃太郎だ！！」

タコ男「いや桃太郎でもないだろ」

沖田「ハァ･･････うっせェ」



この後(私も含めた)コイツらが、沖田にしばかれたのは言うまでもない。何故、私まで。



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