【銀魂】女隊士と愉快な仲間達４３

２０４９話 ページ49

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「私、漫才師は諦めます」

土方「それで良い」

「おばちゃんに断られたんです･･･」



おばちゃんは女中を辞めることは出来ない、と私の誘いをキッパリ断った。女中は辞めなくても漫才師は出来ると伝えたのだが、真選組が大事だと言われたのである。
それを刀を磨いていた土方さんに伝えれば「何でテメェは真選組より漫才が大事なんだよ」と冷たくツッコまれた。



「でも、コント師にはなれると思うんです！」

土方「無理に決まってんだろどうしてそうなる」

「トリオがいいと思うので、土方さん入りませんか？」

土方「誰が入るか」

「一緒にキングオブコント優勝しましょう！」

土方「大丈夫だテメェはキングオブバカぶっちぎりの優勝だから」

「それは誇れませんよね！」

土方「誇れねーな」

「じゃあダメじゃないですか！」



「私は誇れる何かが欲しいんです！」と拳を握る。「じゃあキングオブバカを誇ればいい」と話を終わらせようとする土方さんに「嫌です！」と首を横に振った。



「だってキングオブバカの座は土方さんが･･･」
土方「誰がキングオブバカだって？宇宙一のバカ」

「あ、間違えました銀河一のバカでしたね」

土方「今磨き終わったこの刀でテメェを斬ったら気持ち良いだろうな」

「脅し！？」



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