【銀魂】女隊士と愉快な仲間達４３

２０４８話 ページ48

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☆ 土方side ☆



「私、漫才師になろうと思います」

近藤「え！？真選組辞めちゃうの！？」

土方「問題はそこじゃねェ」



数時間後の今日の夜中、斬り込みに行く真選組。
夕食を済ませようと食堂へ行けば、立ち上がってそんなことを言う。「夫婦漫才なら相方は俺っスね！」と百瀬が乗っかる。



「いや、気持ちは嬉しいけど、ごめん。相方は決まってんだ。ね、おばちゃん」

沖田「まさかのチョイス」



相方は女中のばあさんらしい。「M-1チャンピオンになって真選組に帰ってきます」とノリノリなAに、周りは拍手喝采。歓声も上がり、コイツらは馬鹿だと確信する。
「コンビ名は決まってんですか！」と一人の隊士が聞いた。



「酢飯で行こうと思う」

「炊き込みご飯の方が良くないですか？」
「五穀米はどうですか」

「それはもう銀シャリと離れ過ぎてるかな」

土方「寄せる必要も無ェだろ」



コンビ名で盛り上がる中「どうでもいいですけど、Aさんは絶対ネタ書いたらダメですぜ」と総悟が忠告する。「え！何で！？」と驚くA。

確かにAに脚本のセンスは無いしギャグセンスも皆無。コイツがネタを書いてチャンピオンになれるはずがない。なる必要もないのだが。



「じゃあおばちゃんが書くっていうのか！」

沖田「Aさんのよりはマシ」

「何！？」



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