【銀魂】女隊士と愉快な仲間達４３

２０３３話 ↑ ページ33

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沖田「Aさん、はやく賞金賞金」

坂田「そういや俺らのチーム十五万円勝ってんだもんな、その賞金で焼肉行けばよくね？」

妙「流石ね銀さん！見直したわ！」

「この時期にこれは痛すぎますってちょっと･･･」



今の今まで見当たらず閉会式にも出なかった神威さんと神楽ちゃんは「賞金」「めーし」「賞金」「めーし」と交互に言いながら手を叩いている。
「こんな時だけ仲良くなるなそこの馬鹿兄妹！」と指差しで怒り頭を抱える。

まさか賞金まで私が払うと思っていなかった為に他のセット代などを豪華にしていたので軽く百万円近い。･･････だから馬鹿かって。



坂田「勝てはしなかったが金は入るし！いやーいい大会だった！」

新八「ですね！！」

神楽「賞金」
沖田「賞金」

神威「めーし」

神楽「賞金」
沖田「賞金」

神威「めーし」

妙「また来週やりましょうね！」

柳生「賛成だ。とても楽しかった」



何がトータルパワーレベルアップだ。私の財布が萎んだだけじゃないか。何もレベルアップなんかしてない。
「もうやりません二度とやりません！！」とその場から全速力で逃げれば「あ、逃げた」と神威さんが指を差して追いかけてくる。
金に目が眩んでいる人間達がそれに続いて一斉に追いかけてきて私はただただ走る。



「こういう大きなゲーム大会的なのは具体的な金額を出さないのが普通でしょ！？二十代前半の女が一日で百万円近く使うとか聞いたことないよどんな小説だよ！！」

坂田「企画したお前が悪いんだよ元お嬢様！」

沖田「たんまりと財産は残ってんだろー」

神楽「百万円なんてAからしたらんまい棒ネ！」

「な訳ないわ！！」

山崎「鬼だ･･･」
タコ男「リアル鬼ごっこやね」
桃太郎「姉貴！俺も金払います！」



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