【銀魂】女隊士と愉快な仲間達４３

２０２５話 ページ25

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☆ 沖田side ☆



「やーめーろー！お前に負けるのだけは嫌だー！」



桃太郎とタコ男に女装をさせ見入っている隙に叩けば良いという案を出したのはチャイナ兄で、逆らうことも出来ず従っていた二人。発案者はというとチャイナと殴り合いの喧嘩をしている。

俺は土方さんに狙いを定めた。意識を集中させて嫌いな土方さんが何処にいるかを探せば何となく場所がわかる。

近くによれば確かにそこにいて、周りをキョロキョロと見回していた。俺は青いインクの入った大きなバケツを持って飛び上がった。そしてそれを土方さんにぶっかける。



土方「冷たっ！？」



身体全体が青く染まった土方さん。審判は「土方氏脱落！」と叫んだ。
俺は次なる狙いを山崎に決め、バケツがある場所まで歩く。下手に武器を選ぶよりこっちの方が確実だ。難易度は高いけれど。

見せ場無く終わった土方さんに満足しながらバケツを持って振り返れば蝉がいてわざとらしく「見つかっちゃった♡」と顔を隠す。気持ちが悪い。



ミンミン「赤チームの皆ごめん！私には総くんを一方的に倒すなんて出来ない！」



バケツを構えれば銃を向けてくる。「だから、一緒に脱落するわ！」と乱射した。俺はそれを綺麗に避けながらバケツに両手を突っ込み、大きく広げた。



沖田「ん、」

ミンミン「総くん･･････！抱き締めてくれるの！？」



まんまと嵌められた蝉は嬉しそうに俺の胸に飛び込んで来たので青いインクを背中に身体に付けた。



カツーラ「ミンミン氏脱落！！」



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