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98話 神楽ちゃん家出篇↓ ページ3

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公園のベンチでボーッとしていると隣に座って来た女の子、神楽ちゃん。

なんとなく元気の無さそうな神楽ちゃんは「今日も可愛いね!」と挨拶をするも苦笑いのみ。

何か会話をみつけようと頭を働かせる。



「ねぇねぇ神楽ちゃん。」

神楽「・・・くだらない事なら酢昆布一年分差し出すヨロシ」

「私をなんだと思ってるの」



まだ何も言ってないではないか。
・・・なんて思ったりもするけどやはり神楽ちゃんは可愛いので心の中にしまっておく。

「神楽ちゃんのお兄ちゃんって宇宙で偉い人なんだってね」と続ける私に「私に兄がいるなんて言ったこと・・・」と驚いきながら言う神楽ちゃん。



「ただの風のうわさだよ」

神楽「ふーん・・・じゃあ酢昆布一年分」

「そんなに欲しいか」



その会話以降私たちの間には沈黙が流れる。公園で元気に遊んでいた子供たちももう帰った時間。そろそろ神楽ちゃんを送り届けなければ。

「さ、帰ろっか!」と立ち上がった私の袖をそっと掴む神楽ちゃん。

状況は飲み込めないが今言えることは・・・とてつもなく可愛いという事。



「どーしたの?」

神楽「今日は帰りたくないアル」

「・・・」



ああどうしよう心にズッキューンって来ちゃったよ。何この子可愛いんだけど!

「か、神楽ちゃん」と一人焦っていると「やっぱ何でもないネ!」と明らかに無理をしている笑顔を見せる。



「神楽ちゃん・・・何かあった?」



再び神楽ちゃんの横に座り優しく聞けば私に抱きつきながら「A〜今日は一緒に寝て欲しいアル〜・・・」と言う。



「それはそういう意味?」

神楽「あ、多分違うヨ」

「ちぇ、残念・・・。ねぇその目やめて悲しくなる」



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設定タグ:銀魂 , 女隊士   
作品ジャンル:ギャグ
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堕天使(プロフ) - 白桜姫さん» そうなんですね、なんかそう考えてみると、きちんと意味とか考えて行動させてみたくなりますね(おい) (2018年8月27日 12時) (レス) id: 725743dc16 (このIDを非表示/違反報告)
白桜姫 - 頬へのキスは、あなたを愛する気持ちと親しみを意味するらしいです。^ ^ (2018年8月27日 0時) (レス) id: feb278e6cf (このIDを非表示/違反報告)
堕天使(プロフ) - 優羽さん» ありがとうございます!!! (2017年7月31日 16時) (レス) id: 725743dc16 (このIDを非表示/違反報告)
優羽 - 面白かったです! (2017年7月31日 15時) (レス) id: 248eaf83ed (このIDを非表示/違反報告)
堕天使(プロフ) - 神武楽さん» ありがとうございます!!!頑張ります!! (2017年7月30日 10時) (レス) id: 725743dc16 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:堕天使 | 作成日時:2015年12月14日 3時

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