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108話 クリスマス篇↓ ページ13

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「おじさん・・・街はすっかりカップルで溢れかえってるというのに、なんで私は1人なの?」

おじさん「それはAちゃんに彼氏がいないからだよ」

「なんで私には彼氏ができないのかなー」

おじさん「Aちゃんだからだよ」

「どういう意味だコラ」



外に出れば街は聖なる夜を祝って賑わっている。
カップル達が見せびらかすようにイチャイチャとし、私をイライラとさせる魔のクリスマスイヴ。



「一応知り合いにね?プレゼント配るつもりなんです。・・・けどねェ、辛いよ私は」

坂田「ほう、バカでも辛いことはあるのか」

「うわ失礼だなー!って・・・旦那じゃないですか。」



突然現れた旦那に驚きながら腕に付けていた時計を見ればそろそろ22時になる頃。

「よし。神谷A、気持ちを切り替えてサンタになりきります!」と敬礼をし、お店の裏を借りてサンタコスに着替える。



坂田「何その格好。」

「サンタです」

坂田「それは見ればわからァ。なんでサンタ?」

「サンタだからです」

坂田「知らねーよ」



「折角だし旦那も付いてきてくださいよ!」と無理矢理腕を引き、大きな袋を持つ。

旦那はだるそうに「離せよ。俺はテメェのバカみてーな事に付き合ってられねェんだよ」と言っている。



「じゃあ旦那はクリスマスプレゼントいらないんですね」

坂田「よし、何処から行こうか」

「待ってください、これに着替えて!」

坂田「え、」

「サンタにトナカイは常識でしょう?」



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設定タグ:銀魂 , 女隊士   
作品ジャンル:ギャグ
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堕天使(プロフ) - 白桜姫さん» そうなんですね、なんかそう考えてみると、きちんと意味とか考えて行動させてみたくなりますね(おい) (2018年8月27日 12時) (レス) id: 725743dc16 (このIDを非表示/違反報告)
白桜姫 - 頬へのキスは、あなたを愛する気持ちと親しみを意味するらしいです。^ ^ (2018年8月27日 0時) (レス) id: feb278e6cf (このIDを非表示/違反報告)
堕天使(プロフ) - 優羽さん» ありがとうございます!!! (2017年7月31日 16時) (レス) id: 725743dc16 (このIDを非表示/違反報告)
優羽 - 面白かったです! (2017年7月31日 15時) (レス) id: 248eaf83ed (このIDを非表示/違反報告)
堕天使(プロフ) - 神武楽さん» ありがとうございます!!!頑張ります!! (2017年7月30日 10時) (レス) id: 725743dc16 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:堕天使 | 作成日時:2015年12月14日 3時

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