【銀魂】女隊士と愉快な仲間達２６

１２０８話 ページ14

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桃太郎「あ、姉貴！今日楽しかったですか！」

「うん、楽しかった･･･って何で知ってんの？」

沖田「おい桃行くぞ」

桃太郎「いてててて！耳ちぎれますって！痛いです！」



沖田に引っ張られていった桃太郎は涙目だった。･･･いや、そんな事よりも。何故私が今日出かけたことを知っているのだろうか。

「誰かに見られて噂が広がったのかな？」と独り言を呟き納得していると襖が勢いよく開いて土方さんが登場する。



「どうしたんです、土方さん」

土方「明後日、一番隊とお前だけで粛清が決まった」

「え。また急ですねぇ。･･･わかりました、刀磨いときます」

土方「頼むわ」



出て行った土方さんの背中を見送りながら、カレンダーを見る。明日は見回りついでにこの前男の人と会った所を歩いてみよう。
もしかしたら再会出来るかもしれない。そう、心を弾ませながら私は食堂へ向かった。



「「Aさん！？」」

「･･･え、何」

「い、いや何でもないっス」
「おい、てっきり旦那と一晩共にしてくると思ってたぞ」
「でもいるってことはもう･･･したんじゃ」
「こんなに早ェ訳ねーだろ！何だ！旦那は早ェのか！」
「知らねーよ！」

「ちょっと、何コソコソ話してるの」

「「気にしないでください！」」



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