1069話 ページ19
.
「おばさん、ちょっと厠借りても良いですか」
神威「あれ、うん」
「違います」
席を立って奥へと行く私は厠から出ると冷蔵庫のある場所へ向かった。勿論おばさんに許可を貰って、だ。
冷蔵庫に入っていたからしを持って神威さんの所へ戻る。
私と神威さんが会った回数は指で数えられる程。その中で神威さんが見せてくれた表情は笑顔くらいである。
そんな笑顔しか見せてくれない神威さんの他の表情が見たいと思い、からしを手に取った。
「失礼しました」
神威「手、洗った?」
「当たり前じゃないですか。私を何だと思っているんです?」
神威さんが団子に目をやらず食べるのでその隙にからしを付ける。
それをパクリと食べた神威さん。顔を真っ青にして咀嚼した団子を口から吹き出した。
神威「お前何した」
「何もしてないですよ〜」
神威「いやいや何もしてない訳ない。何かつけただろ」
「何もしてないですって」
神威「じゃあ手に持ってるそれは何」
「・・・う、あ、これは違います。あの、見なかったことにしてください」
神威「出来るかよ」
.
287人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「銀魂」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
堕天使(プロフ) - 赤石さん» お久しぶりです赤石さん!2年弱!マジですか!とても寂しいですが、その2年を経て覗いた時に面白くなってると感じて頂けるよう、頑張りたいと思います…!再び読んで頂ける日まで、応援に応え続けます!!いつか!!(号泣) (2017年11月24日 18時) (レス) id: 725743dc16 (このIDを非表示/違反報告)
赤石(プロフ) - 堕天使さんお久しぶりです!赤石です…( °-° )まだまだ時間が無く遡ってる途中ですが残念なことに諸事情でこれから2年弱更新読めない可能性が出てきました…堕天使さんの作品大好きなんでこれまじです。だから読めなくても陰ながら応援しますね!またいつか! (2017年11月24日 8時) (レス) id: b30b28a193 (このIDを非表示/違反報告)
総悟さーてぃーん - はーい。 (2016年12月16日 19時) (レス) id: 18c20afe58 (このIDを非表示/違反報告)
堕天使(プロフ) - 総悟さーてぃーんさん» そうですか^^これからもよろしくお願いします^^チャットと思われても嫌なのでこのへんで終わりましょう^^ (2016年12月16日 9時) (レス) id: 2508faeddd (このIDを非表示/違反報告)
総悟さーてぃーん - そうなんだ!私は中学生だよ! (2016年12月16日 6時) (レス) id: 18c20afe58 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:堕天使 | 作成日時:2016年10月30日 22時