1044話 ページ42
.
街にある小さな映画館。そこに到着した私達はカウンターにいた男の人にチケットを渡す。すると男の人は「カップルは割引になってますがいかがいたしますか!」と笑顔で言う。
「えっと私達カップルじゃ、」
土方「あァ、頼むわ」
店員「かしこまりました!」
土方さんは店員にそう頼むと、ドリンクを購入して奥へ歩いて行く。暗くなっていく廊下で「あの、何で」と聞くと「割引なるならそっちの方がいいだろ」と一言言い放つ。
「そ、ですよね」
土方「そういや今日観る映画は何の映画なんだ?」
「え・・・教えませんでしたっけ」
土方「あァ、気にしねーで来たから」
「純愛映画です」
土方「・・・そうか」
自分で質問したにも拘らず興味なさそうに返事をすると席に着いた。
私も隣に座りチューとドリンクを飲むと、予告が始まり、のちに映画が始まる。
女『それでも私は・・・私は、貴方が好きなの!』
男『花子・・・!俺もだ!』
眠ってしまいそうなほどつまらない純愛映画。主題歌が流れ始めエンディング。チラリと横を見ると土方さんは号泣していた。
「(え、土方さんって泣いちゃう系の人なの!?)」
.
284人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「銀魂」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
堕天使(プロフ) - アルハさん» ありがとうございます!!残り数ページなので今続編行こうと頑張ってます!!マヨラー好評で嬉しいです!! (2016年10月30日 22時) (レス) id: 2508faeddd (このIDを非表示/違反報告)
アルハ(プロフ) - 土方さん、カッコよすぎ・・・破壊力ヤバイ・・・マヨラー最高!!!もうそろそろ続編かな?頑張って下さい!!! (2016年10月30日 22時) (レス) id: 5e4beefb64 (このIDを非表示/違反報告)
堕天使(プロフ) - 総悟13さん» 自分で書いててもそれ思った(笑)いつも怒ってばっかだからイケメン回も作らないとなと思って(笑) (2016年10月30日 21時) (レス) id: 2508faeddd (このIDを非表示/違反報告)
総悟13(プロフ) - 土方さんがイケメンすぎてヤバスw (2016年10月30日 20時) (レス) id: 3ea384c674 (このIDを非表示/違反報告)
堕天使(プロフ) - 総悟さーてぃーんさん» はい!!頑張ります!!(`・ω・´)ゝ (2016年10月30日 18時) (レス) id: 2508faeddd (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:堕天使 | 作成日時:2016年10月23日 19時