【銀魂】女隊士と愉快な仲間達２２

１０４０話 ページ38

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「だからもういいんだ、これは誰かとAちゃんが行ってくれ･･･」と落ち込みながら小さな声で言う近藤さん。
物凄い早さで返されてしまったチケットを見つめながら、思う。

使わないのは勿体ないけど行きたくもない。



「土方さん･･･彼女とかいるかな」



次の標的は土方さん。部屋へ走って戸を開けて。土方さんにいきなり「彼女いますか！？」と聞くと「は？」と間抜けな声を出して咳払いをした。



「だから、彼女いますか！？」

土方「いねェけど」

「えー何なんですか使えねェ」

土方「意味がわからねーが取り敢えず殺してェ」

「うわぁ待って！刀しまって！」



殺気に満ち溢れた土方さんを宥め本題に入る。「チケットをどうしようか悩んでるんです」とチケットを見せながら言うと、カレンダーを見て土方さんは恐ろしい事を言った。



土方「じゃあ明日行くか」

「･･････え」



「すみません･･･誰と誰が？」と恐る恐る聞いてみると、「俺とお前が」と丁寧に指を差して教えてくれる。
暫く沈黙したのち、「嘘でしょ」と言って驚いていると、



土方「で、行くのか行かねーのか」



･･･と少々声色を苛立ちに変えて言う。

いや何で怒ってんの。



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