1034話 ページ32
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桃太郎「姉貴・・・?一人で誰と話してんです?」
「うわぁっ!」
突然の桃太郎の声で肩をビクつかせる。"一人で"という言葉に女性が幽霊だったことを思い知らされ少し悲しくなり、横へ目をやると俯いていた。
「ありがとう、元気もらえました。」
?「・・・なら良かったです。また迷子にならないよう気を付けてくださいね」
「はい、気を付けます」
桃太郎「姉貴・・・ついに何か見えるようになっちまったんですか!?」
「・・・ううん、何も見えてないよ」
白い光に包まれて消えて言った女性。私は桃太郎の横へタタタと走りついていく。
「そういや知ってます?鶴姫の幽霊」と話し出した桃太郎に「何それ?」と尋ねると答えてくれる。
桃太郎「女性ながらに戦った女戦士の幽霊ですよ。ここに、出るらしいです」
「女戦士・・・」
女戦士という言葉に『命懸けで戦うのって、辛いこともあると思います。でも、貴方なら大丈夫な気がしますね。』と言っていたのを思い出す。自分が命懸けで戦ったことがあるからこそ、言えた言葉だったんだ、と。
「何か、勇気湧いてきた」
桃太郎「幽霊苦手なのに幽霊の話聞いて勇気湧くってどういうことですか」
「んー、アンタにはわからなくていーの」
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堕天使(プロフ) - アルハさん» ありがとうございます!!残り数ページなので今続編行こうと頑張ってます!!マヨラー好評で嬉しいです!! (2016年10月30日 22時) (レス) id: 2508faeddd (このIDを非表示/違反報告)
アルハ(プロフ) - 土方さん、カッコよすぎ・・・破壊力ヤバイ・・・マヨラー最高!!!もうそろそろ続編かな?頑張って下さい!!! (2016年10月30日 22時) (レス) id: 5e4beefb64 (このIDを非表示/違反報告)
堕天使(プロフ) - 総悟13さん» 自分で書いててもそれ思った(笑)いつも怒ってばっかだからイケメン回も作らないとなと思って(笑) (2016年10月30日 21時) (レス) id: 2508faeddd (このIDを非表示/違反報告)
総悟13(プロフ) - 土方さんがイケメンすぎてヤバスw (2016年10月30日 20時) (レス) id: 3ea384c674 (このIDを非表示/違反報告)
堕天使(プロフ) - 総悟さーてぃーんさん» はい!!頑張ります!!(`・ω・´)ゝ (2016年10月30日 18時) (レス) id: 2508faeddd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:堕天使 | 作成日時:2016年10月23日 19時