1005話 薬は時に恐ろしい篇10↓ ページ3
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沖田「Aさん、これどうぞ」
「何これ」
沖田「最近疲れてるだろうなぁ、と思って買ってきやした。元気になりやすよ」
「・・・気が利くじゃん沖田、ありがとう」
躊躇なく液体をゴクリと飲み干す。
今考えると、沖田が私に気を遣うなんて可笑しいと少し疑えば良かった。
沖田は土方さんを呼び、私の目の前に引く。私は土方さんとバッチリ目が合い、そして。
「・・・・・・ひ、土方さん・・・、」
土方「おい総悟、これはどういう・・・?」
「好きです!」
土方「はぁ?」
途端に土方さんの事がとてもカッコよく見えて、胸が苦しくなる。ギュッと土方さんに抱きつけば沖田はパシャリと写真を撮った。
「総悟、お前Aに何した」と完全にキレている様子の土方さんは私を剥がそうと必死。
沖田「ちょいと惚れ薬を飲ませただけでさァ。良かったですね、抱きついてもらえて」
土方「テメェ・・・」
沖田「鬼の副長もここで終わりですねィ」
土方「待てコラァァア!」
私を置いて沖田を追いかけて行ってしまった土方さん。自分の胸に手を当て、考える。
土方さんの前になると何だか自分が可笑しい。
・・・何だ、これ。
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堕天使(プロフ) - アルハさん» ありがとうございます!!残り数ページなので今続編行こうと頑張ってます!!マヨラー好評で嬉しいです!! (2016年10月30日 22時) (レス) id: 2508faeddd (このIDを非表示/違反報告)
アルハ(プロフ) - 土方さん、カッコよすぎ・・・破壊力ヤバイ・・・マヨラー最高!!!もうそろそろ続編かな?頑張って下さい!!! (2016年10月30日 22時) (レス) id: 5e4beefb64 (このIDを非表示/違反報告)
堕天使(プロフ) - 総悟13さん» 自分で書いててもそれ思った(笑)いつも怒ってばっかだからイケメン回も作らないとなと思って(笑) (2016年10月30日 21時) (レス) id: 2508faeddd (このIDを非表示/違反報告)
総悟13(プロフ) - 土方さんがイケメンすぎてヤバスw (2016年10月30日 20時) (レス) id: 3ea384c674 (このIDを非表示/違反報告)
堕天使(プロフ) - 総悟さーてぃーんさん» はい!!頑張ります!!(`・ω・´)ゝ (2016年10月30日 18時) (レス) id: 2508faeddd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:堕天使 | 作成日時:2016年10月23日 19時