1022話 ページ20
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「・・・疲れ、ましたね」
その後も将軍様ゲームは続き、近藤さんがパシリに使われたり野球拳をして近藤さんがぼろ負けしたりなど色々あった。
「じゃ、次行きます?」と言うと「じゃあラストで」と全裸の近藤さんは寒そうに震えながら言う。
神楽「私アル!」
「神楽ちゃん、最後に相応しい感じのでお願い!」
神楽「了解ネ!」
神楽ちゃんは腕を組み「うーん」と暫く考えると、「8番が1番を酔わす!」と子供とは思えない命令をした。果たしてこれが最後に相応しいのかは・・・置いておこう。
8番はどうやら沖田だった様子。私は1番。
最後まで私ばかり当たるのは、ヒロインの宿命だ、と勝手に解釈をしてグイグイと飲まされるお酒を飲み込む。
「んぅ、ちょ、」
ベロンベロンに酔っ払った私は視界もフラついて頭もクラクラする。
これにて将軍様ゲームは終わりを迎えた。
各々飲んだり食べたりを繰り返す中、私は厠へ立つ。それは沖田もだったようで、帰りに廊下で遭遇する。
「楽しかった?」
沖田「・・・まァ、暇潰しにはなりやしたね」
「素直じゃないんだからぁ」
空に浮かぶ大きな月を見上げながら、外へ足を投げ出し座る。沖田も隣に座ると私を見つめた。
「何なに、やっぱりゾンビエ□いでしょ」と雰囲気をぶち壊す事を言えば私の首に顔を近付けカプリと噛み付きチュウッと吸う。
「・・・ん!?」
ダダダと距離を勢いよく離して首を手で押さえ、「何してんの!?」と言うと小首を傾げて「ヴァンパイアなんで」と意味のわからないことを言った。
「いやいやいやいや、ヴァンパイアだからって普通首に噛み付く!?意味わかんないんだけど!」
沖田「あり、今そういう雰囲気じゃありませんでした?」
「雰囲気とかそういう問題じゃないから!あ!あれだ!酔っ払ってるんだね!?」
沖田「そういう事にしときゃあいいんじゃねーですかィ」
「何で不機嫌!?」
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堕天使(プロフ) - アルハさん» ありがとうございます!!残り数ページなので今続編行こうと頑張ってます!!マヨラー好評で嬉しいです!! (2016年10月30日 22時) (レス) id: 2508faeddd (このIDを非表示/違反報告)
アルハ(プロフ) - 土方さん、カッコよすぎ・・・破壊力ヤバイ・・・マヨラー最高!!!もうそろそろ続編かな?頑張って下さい!!! (2016年10月30日 22時) (レス) id: 5e4beefb64 (このIDを非表示/違反報告)
堕天使(プロフ) - 総悟13さん» 自分で書いててもそれ思った(笑)いつも怒ってばっかだからイケメン回も作らないとなと思って(笑) (2016年10月30日 21時) (レス) id: 2508faeddd (このIDを非表示/違反報告)
総悟13(プロフ) - 土方さんがイケメンすぎてヤバスw (2016年10月30日 20時) (レス) id: 3ea384c674 (このIDを非表示/違反報告)
堕天使(プロフ) - 総悟さーてぃーんさん» はい!!頑張ります!!(`・ω・´)ゝ (2016年10月30日 18時) (レス) id: 2508faeddd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:堕天使 | 作成日時:2016年10月23日 19時