【銀魂】女隊士と愉快な仲間達２

９１話 ページ44

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「長谷川さんじゃないですか、暇そうですね。こんにちは」

長谷川「暇そうですねって別に言わなくても良くない！？」

「事実でしょう？」

長谷川「そうだけど･･･」



公園でフラフラと(サボリを)しているとベンチに座って項垂れている長谷川さんを発見。

隣に座り自販機で買った缶コーヒーを渡すと「お嬢ちゃんは優しいね、ありがとう」と若干涙ぐみながら言われた。



長谷川「なんかいい仕事しらない？」

「唐突ですね」

長谷川「人生は何事も唐突なんだよ」

「長谷川さんが言うと納得出来ます」



仕事･･･ねぇ。紹介しろってことだろうけどそんなに簡単に出てこない。少しは意見を貰おうと「どんなのがいいんですか」と聞けば、悲しい言葉が返ってくる。



長谷川「職につければ何でもいいかな」

「すごい涙が出てきそう」



「あ、いっそ自分で店を経営したらどうです？」と我ながらなかなかいい案を出せば「簡単に言うけどねェ」と乗り気ではなさそう。



「あ！！」

長谷川「何かいいのがあったのかい？」

「弟子入り！弟子入りです！屋台の！」

長谷川「で、弟子入り？」



私が良く飲みに行くのは西郷さんの所ともう一つ、美味しい屋台がある。
思い立ったらすぐ行動をモットーにして生きている私は長谷川さんの腕を引き屋台へ走った。



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