【銀魂】女隊士と愉快な仲間達２

５１話 ページ4

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「なんですかこの格好は。股スースーする」

山崎「女の子がそんな事言っちゃダメだよ！」

「大体ね、膝上丈って言うのは着るためにあるんじゃない！見るためにあるんだ！」

山崎「知らないってば！」



知らないとはなんだ、知らないとは。膝上丈という物は可愛い女の子が着てこそ可愛いものと、相場が決まっているだろう。



土方「そうだな、お前は可愛くないもんな」

「土方さん、最近私に冷たくないですか！？」



「元々だ」と腕を組んでいる土方さん。「元々冷たいって分かってんなら直せ！」と言おうと思ったが、瞳孔に負けた。



土方「行くぞ」

「ほーい」



煙草を吸いながら隣を歩く土方さんはかなり不機嫌そう。「そんなに私と嫌でしたか･･･？」と聞けば「おう」と素直に答えた。



「あ、出番少なかったから怒ってるんですか！それともマヨネーズいじりが結構ダメージきてるとか･･･」

土方「ちょっと黙れ」



次に何を言われるかと待つ為に言われた通りに黙ったがそのまま歩き続けた私なのだが、それから五分ほど沈黙が流れた。



「･･･いや何も言わねェのかよ！」



自分で黙らせておいて何も言わないってそりゃ一種の詐欺やでお兄さん、と変なテンションで土方さんにツッコめば「何か言わなきゃダメか」と平然とした顔で呟いた。「ええ、黙らせたのであれば何か話してもらわないとね！」と強めに言うと「そうなのか」と今理解したかのように。

「キャラ変わりましたか？」とボソボソ文句を言う私に土方さんは言った。



土方「最近よ、お前万事屋と関わり過ぎじゃねェか？」



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