【銀魂】女隊士と愉快な仲間達２

５６話 ページ9

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山崎「Aちゃん、もう戻らないと副長に怒られるよ」

「いいじゃないかコンビニくらい。エ□本買ってあげるから」

山崎「いらないわ！」



コンビニのスイーツは馬鹿にできない。本当に美味しい物がある。見回り中によく寄って買うのだが今回は山崎と一緒な為止められる。店内で選んでいたはいいものの色々あり過ぎて迷っていると山崎が焦っている。



「私はここで選んでるから退ちゃんは好きなエ□本を選んで来ていいわよ」

山崎「どんだけエ□本選ばせたいんだァ！そしてどうしてお母さん口調！？」



買う物に迷いすぎて割と沢山入っているカゴをレジに持っていく。店員さんは笑顔でカゴの中身を会計し続ける。私はふとあることに気付き山崎に問う。



「ちょっと待ってください。退ちゃん決まったのー？」

山崎「だからいらないって！」

「お母さんになんて口の聞き方！もう！」

山崎「お母さんじゃないし俺一応年上だから！」



山崎は「すみません･･･」と店員さんに謝り、「先に外出てるからね」と出て行った。全く思春期なんだから･･･とお母さん茶番を続けつつ店員さんとお喋り。「お若いですね」とか言われて「あらやだ♡」とか。



「お待たせー」

山崎「副長にバレませんように･･･」

「ま、バレた時は山崎に誘われたとでも言うかな」

山崎「やめて」



買った物が色々と入っているレジ袋をゴソゴソと漁り、棒付きアイスを手に取る。「また沢山と買ったねー･･･」と若干呆れている山崎に「ほい」とアイスを渡しせば戸惑いながら「いいの？」と聞いてくる。なので「いいよ」と答えれば嬉しそうに「ありがとう！」と言ってくれた。



「日頃の感謝の気持ちだよ」

山崎「美味しい！」

「･･･やっぱりエ□本の方が良かったかな？」

山崎「断然こっちが嬉しいデス」



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