【銀魂】女隊士と愉快な仲間達２

９６話 ページ49

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結局私がなんとか土方さんを説得(挑発)し、朝から真選組は賑やかだった。

近藤さんは参加することなく私達を笑ってみていた。あらま、大人。



「ううう･･･さぶい」

沖田「何だかんだで一番薄着だったからねィ」

土方「バカだろ。本当お前バカだろ」

「黙っててください」



「でも楽しそうだったから良かったじゃないか」と私の前に暖かいお茶を出してくれる近藤さんは本当イケメンだった。

山崎はブランケットと羽織りを持ってきてくれたし、気が聞くイイヤツだ。



「で、沖田と土方さんはなんかないんですか」

沖田「･･･話し相手？」

「お、それは嬉しい」



具体的な物とかではなかったが沖田は言ってくれた。
「土方さんは？」とニヤニヤしながら聞いてみるとかなり悩んだ挙句、「始末書」なんて言い出すもんだから足を踏んでやった。



「あ、愛情くださいよ。心が温まる」

土方「神谷にくれてやる愛情なんかねェよ」

沖田「土方さんは素直じゃねーんでさァ。許してやってくだせィよ、Aさん」

「わかってるわかってる。土方さんの愛情。ちゃんと受け取ってるよ」

土方「やかましい」



そして急に立ち上がった土方さんは何処から出したのかわからないカイロを投げてくる。

「あったかーいっ」とカイロを手で包む。



「これが土方さんの愛情ですよね♡」

土方「うるせェ」

「･･･ありがとうございます」

土方「･･･おう」



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